焼き鳥のちょうちん串とは?鶏のどこの部位?味や食感は?
焼き鳥のちょうちん串を食べたことがありますか?
取扱店が少ない希少なものだそうです。
珍しいちょうちん串についての情報をお届けいたします。
ちょうちん串の部位はどこなの?
卵になる前の卵巣部分を「きんかん」、卵管部分を「ひも」とよぶそうです。
この「ひも」と「きんかん」を一緒に串に刺して焼き鳥として焼いたものを「ちょうちん串」といいます。
お店によっては「きんかん串」として扱っているところもあるようです。
通常きんかんは小さいものまで含めると5~10個ほど輪卵管に連なっています。
ですが、ひもという部位は鶏1羽に対して1本しかありませんので、
ちょうちん串はまさに1本が鶏1羽分という貴重で珍しい品と言えます。
なぜちょうちんと呼ばれているの?
ちょうちんという名前の由来を調べてみました。
きんかんを下にして持つと提灯に見えることから「ちょうちん」という名が付いたようです。
ちょうちん串の味や食感は?
実際ちょうちん串を食べてみました。
きんかんは食べた瞬間、プチッと皮が破れ卵黄がトローンとお口の中で広がります。
卵黄に近い味ですが濃い味ではありません。
あっさりした味わいです。
ひもの部分は歯ごたえがしっかりしていてホルモンに近い味わいです。
ちょうちん串の栄養成分やカロリーは?
きんかんは卵になる前の卵なので栄養分は、卵黄とほぼ同じのようです。
カロリーは100gあたり340カロリーほどあるようです。
卵には豊富なカルシウム、プロテイン、タンパク質などが含まれています。
たんぱく質を構成するのは20種類のアミノ酸になります。
身体にとって必要不可欠で、人の体内で作ることができないアミノ酸を「必須アミノ酸」といいます。
この必須アミノ酸が卵によく含まれています。
ひもの栄養成分は?
ひも部分のカロリーはほとんどありません。
卵管部分のひもの栄養成分には、ビタミン、タンパク質が含まれているようです。
カロリーはほとんどありませんが、栄養価としては、他の部位に比べると高いようです。
ちょうちん串には疲労回復効果があるの?
卵にはアミノ酸が多く含まれていると先にもお伝えしましたが、
「メチオニン」という抗酸化作用を持つ必須アミノ酸が含まれています。
卵黄には強い抗酸化作用のある「カロチノイド」という物質も含まれているので
免疫力をアップしてくれる効果があります。
この効果により疲労回復や筋肉を強化する効果があります。
体力が落ちにくい体になり風邪予防にも効果があるようです。