鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO3
今回も、レッドリストに指定されている鳥を御紹介します
アカモズ
学名 Lanius cristatus
分類 スズメ目モズ科モズ属
全長約 20cm
捕らえた獲物を、木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟み貯蔵する
開発による、生息地の破壊などが減少の原因
鳴き声は 「ギチチチチ」
ダイトウミソサザイ
学名 Troglodytes troglodytes
分類 スズメ目ミソサザイ科ミソサザイ属
全長約 11cm
日本の野鳥の中でも、キクイタダキと共に最小種のひとつ
巣に特徴があり、入り口と出口の双方がそれぞれ反対側に設計されている
外敵から襲われると、反対の出口から脱出する
沖縄県の国有亜種である、ダイトウミソサザイは絶滅種の認定を受けている
鳴き声は 「チリリリリリ」 「チャッチャッ」
タネコマドリ
学名 Erithacus akahige
分類 スズメ目ツグミ科コマドリ属
全長約 14cm
コマドリは、ウグイスやオオルリと共に日本三鳴鳥の1つとされる
開発による生息地の減少、日本イタチによる捕食などにより生息数は減少している
鳴き声は 「ヒンカラカラ」
オオトラツグミ
学名 Zoothera dauma amami
分類 スズメ目ツグミ科
全長約 30cm
日本の奄美大島にのみ留鳥として生息する
トラツグミと似ており、野外での識別は難しい
鳴き声は 「キョロン、ツリリー」
ダイトウヤマガラ
学名 Parus varius orii
分類 スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
全長約 14cm
学習能力が高く、芸を仕込む事もでき、江戸時代には盛んに披露された
ダイトウヤマガラは、1922年に確認されて以来発見例が無く
絶滅したとされる
鳴き声は 「ツーツー、ピィー、ツツピー」
コジュリン
学名 Emberiza yessoensis
分類 スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
全長約 14cm
休耕田の草丈の低い草原に生息するが、目立たない事もあり
観察数は少ない
宇都宮市鬼怒川の、河川敷で年に5,6羽が記録されている
鳴き声は 「ピチュリ ピチューチュ」
ルリカケス
学名 Garrulus lidthi
分類 スズメ目カラス科カケス属
全長約 38cm
奄美大島と徳之島にしか生息していない鳥
羽衣が紫がかった濃青色(瑠璃色)で、和名の由来になっている
環境破壊による生息地の減少や、ノネコ・フイリマングースによる
捕食等により生息数は減少している
鳴き声は 「ギャーギャー」 「ジャア、ジャア、グェーイ」
タンチョウ
学名 Grus japonensis
分類 ツル目ツル科ツル属
全長約 140cm
頭頂には羽毛がなく、赤い皮膚が裸出する
タン(丹)は赤いの意味で、頭頂に露出した皮膚に由来する
孵化してから、約100日で飛ぶ事ができる
日本航空の、シンボルマークにもなっている
鳴き声は 「クルルォー」
ライチョウ
学名 Lagopus muta
分類 キジ目ライチョウ科ライチョウ属
全長約 37cm
特別天然記念物に指定されている
標高2,400m以上で生息する高山鳥
雷が鳴るような空模様で、活発に活動する事が名前の由来
富山県では、地方名として閑古鳥と呼ばれる
鳴き声は 「ガァァォォー」 「クックックッ」
今回は以上となります
聞いた事のある鳥が、結構いますね
では、また次回!!