鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO22

鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO22

今回も、レッドリストに記載されている鳥類についてレビューします

 

 

シマアオジ

学名 Emberiza   aureola

分類 スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

全長約 15cm

ユーラシア大陸、日本に分布する

夏季にユーラシア大陸北部や日本で繁殖する

冬季にユーラシア大陸南部で越冬する

日本には、繁殖のため北海道に飛来する

本州で観察される事がほとんどないことから、渡は大陸を経由して

行われていると考えられている

平地の草原などに生息し、明るく開けた場所を好む傾向がある

繁殖期にはつがいで生活する

食性は雑食で、種子、昆虫類、節足動物などを食べる

夏季は、昆虫類、冬季は種子を主に食べる

 

 

コジュリン

学名 Emberiza   yessoensis

分類 スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

全長約 14cm

大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本

ロシア南東部に分布する

夏季は、中華人民共和国北東部、ウスリーなどで繁殖し

冬季は、中華人民共和国南東部、朝鮮半島へ南下し越冬する

河川や湖沼周辺の草原などに生息する

冬季は、川辺のアシ原や海辺の草原などで小規模な群れを形成し生活する

食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実、種子などを食べる

 

 

ノジコ

学名 Emberiza   sulphurata

分類 スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

全長約 14cm

中華人民共和国南東部、台湾、日本、フィリピン北部に分布する

夏季に本州北部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南東部

フィリピン北部へ南下し越冬する

繁殖期には、標高400~1,500mにある開けた森林に生息する

食性は雑食で、昆虫、種子などを食べる

夏季は、樹上で主に昆虫を食べ、冬季には主に種子を食べる

 

 

カワラヒワ

学名 Carduelis   sinica

分類 スズメ目アトリ科ヒワ属

全長約 14cm

中国、モンゴル、ロシア南東部、朝鮮半島、日本に分布する

日本国内では、ほぼ全域に分布する留鳥、ただし北部のものは

冬季には暖地へ移動する

低山から低地にかけての森林に生息する

繁殖期には、低山から平地にかけての針葉樹林などでつがいで生活し

小さな縄張りを持つが、秋季以降は数十羽から数百羽の群れを形成することがある

食性は主に植物性で、種子を食べることが多い

ヒマワリなどの種子を特に好む

 

 

ルリカケス

学名 Garrulus  lidthi

分類 スズメ目カラス科カケス属

全長約 38cm

日本固有種

徳之島では1920年に発見例があるが、以後は確実な発見例がない

主に、スダジイやタブノキからなる広葉樹林に生息するが、農耕地にも生息する

非繁殖期には、数羽から30羽の小規模な群れを形成し生活する

食性は雑食で、昆虫類、クモ、爬虫類、両生類、果実、種子などを食べる

繁殖期にはペアで生活し、樹洞や幹の隙間、着生殖物の茂中などに

木の枝を用いた台座と、細い草や小枝などを組み合わせたお椀上の

産座からなる巣を作る

岩の隙間、天井裏、巣箱にも栄巣する

 

 

いかがでしたか?

今回で、シリーズ完結となります

見ていただいた方に感謝です!!

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