鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO12
今回も、レッドリストに記載されている鳥類についてレビューします
ソデグロヅル
学名 Grus leucogeranus
分類 ツル目ツル科ツル属
全長約 130cm
アフガニスタン、イrン北部、インド北部、中華人民共和国東部
パキスタン、ロシア東部および中部に生息する
夏季に、ロシア北東部や中東部で繁殖し、冬季になると鄱陽湖
インド北部、イラン北部で越冬する
湖沼、湿原、干潟、農耕地などに生息する
食性は植物食傾向の強い雑食で、植物の芽、根、果実、種子
昆虫、魚類、カエル、小型哺乳類などを食べる
繁殖地では、動物食傾向が強いが、越冬地や渡りの途中では
植物食傾向が強い
アネハヅル
学名 Anthropoide virgo
分類 ツル目ツル科アネハヅル属
全長約 90cm
平地から山地の平坦な草原地域に生息し、天敵はイヌワシである
チベット高原などの温帯域で繁殖し、インド亜大陸や、北東アフリカ
中東などで越冬する
2007年青森県に33年ぶりに渡来した
江戸時代にも捕獲され、将軍に献上された記録がある
アネハヅルの脂肪を精油したものをサイウカクユと呼ぶ
皮膚のひび割れ、手の痺れ、肌荒れに用いる
マミジロクイナ
学名 Porzana cinerea
分類 ツル目クイナ科ヒメクイナ属
全長約 18cm
インドネシア、オーストラリア北部、パプアニューギニアなどに生息する
湿原、湖、河川などに生息し渡りは行わない
食性は動物食で、魚類、カエル、昆虫、クモなどを食べる
ノガン
学名 Otis tarda Linnaeus
分類 ノガン目ノガン科ノガン属
全長約 100cm
夏季に、中華人民共和国西部からヨーロッパ東部、イベリア半島で
繁殖し、東部個体群は西アジアへ南下し越冬する
半砂漠地帯の草原、農耕地に生息する
群れを形成し生活する、同性や同年代の固体からなる群れもある
食性は雑食で、植物の葉、花、果実、種子、昆虫、鳥類のヒナや
たまご、小型哺乳類などを食べる
タマシギ
学名 Rostratula benghalensis
分類 チドリ目タマシギ科タマシギ属
全長約 25cm
インドから、東南アジア、中国、アフリカ、オーストラリアに生息する
日本では、本州中部以南に留鳥として生息する
水田や湿地、河川の岸なそ、淡水の水辺に生息し
非繁殖期は小さな群れを形成している事が多い
夜行性で、水辺を歩き回って餌を探す
食性は動物食で、水生昆虫、小型の軟体動物などを捕食する
シロチドリ
学名 Charadrius alexandrinus Linnaeus
分類 チドリ目チドリ科チドリ属
全長約 15cm
ユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季になると北アフリカや
ユーラシア大陸南部に南下し越冬する
砂浜や干潟、中流域の河川敷、湖、池沼などに生息する
非繁殖期には、数十羽からなる小規模な群れを形成する事がある
食性は動物食で、水性の昆虫、節足動物、ゴカイなどを捕食する
ジグザグとした移動と静止を織り交ぜて素早く獲物を捕食する
今回は、以上となります
本当に、沢山の絶滅危惧種がいますね
それでは、また次回!!