鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO11
今回も、レッドリストに記載されている鳥類をレビューします
ミサゴ
学名 Pandion haliaetus
分類 タカ目ミサゴ科ミサゴ属
全長約 60cm
ユーラシア大陸と、北アメリカ大陸の亜寒帯から温帯地域と
オーストラリアの沿岸部で繁殖し、北方の固体はアフリカ大陸中部以南と
南アメリカに渡って越冬する
日本では、留鳥として全国に分布する
主に、海岸で生息するが、内陸部の湖沼、広い河川、河口などにも生息する
水面をゆっくりと低空飛行し獲物を探す
食性は肉食性で主に魚類を食べるが、爬虫類、鳥類、貝類を食べる事もある
獲物を見つけると、ホバリング飛行を行い急降下し獲物を捕らえる
ハチクマ
学名 Pernis ptilorhyncus
分類 タカ目タカ科ハチクマ属
全長約 60cm
ユーラシア大陸東部の温帯から、亜寒帯にかけての地域に生息する
ロシアのバイカル湖付近から極東地域、サハリン、中国東北部
にかけての地域と、インドから東南アジアで繁殖し、北方で繁殖
した固体は冬季南下して、インドや東南アジア方面で越冬する
丘陵地から山地の森林で、単独かペアで生活する
食性は、動物食でスズメバチ類などを捕食する
ナベヅル
学名 Grus nonacha
分類 ツル目ツル科ツル属
全長約 95cm
中華人民共和国東北部、ロシア東南部、モンゴル北西部などで
繁殖し、冬季になると日本、朝鮮半島南部、長江下流域へ南下し越冬する
生息数はおよそ1万羽と推定されており、90%近くが鹿児島県出水市で越冬する
沼地、湿原、河口、干潟、農耕地などに生息する
食性は雑食で、植物の根、昆虫、両生類などを捕食する
越冬地では、水田の稲の二番穂を菜食するほか、出水ツル渡来地
においては小麦、イワシなども食べる
マナヅル
学名 Grus vipio pallas
分類 ツル目ツル科ツル属
全長約 140cm
夏季に、中華人民共和国東部、モンゴル北東部、アムール川
ウスリー川流域、ハンカ湖で繁殖し冬季になると、日本、朝鮮半島中部
の鉄原、板門店、長江下流域、洞庭湖へ南下し越冬する
田んぼに住み、魚類、昆虫、カエル、スゲ類や水生植物の地下茎や根
植物の種子などを食べる
クロヅル
学名 Grus grus
分類 ツル目ツル科ツル属
全長約 120cm
ヨーロッパ北部のスカンジナビア半島から、シベリア東部の
コリマ川周辺に至る、ユーラシア大陸で繁殖し、ヨーロッパ南部
アフリカ大陸北東部、インド北部、中国などで越冬する
湿原、湖沼、河川、草原、農耕地などに生息する
食性は雑食で、植物の茎、芽、昆虫、爬虫類、鳥類の卵やヒナ
ドジョウ、ザリガニなどを捕食する
カナダヅル
学名 Grus canadensis
分類 ツル目ツル科ツル属
全長約 100cm
北アメリカ、シベリア北東部極地で繁殖し、冬季はアメリカ南西部に渡る
中国、大韓民国などのアジア東部では迷鳥として記録される事があり
西ヨーロッパでは、極めて珍しい迷鳥である
今回は、以上となります
たいはんが、人間が原因だとおもわれます
自然との調和、共存が求められているんだと思います!!