鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO9

鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO9

今回も、レッドリストに記載されてる鳥類をご紹介します

 

 

カリガネ

学名  Anser  erythropus

分類 カモ目カモ科マガン属

全長約 60cm

夏季に、ロシア北部やスカンジナビア半島で繁殖し、冬季にインド

中華人民共和国、日本、ヨーロッパ東部、カスピ海や黒海沿岸域などへ

南下し越冬する

日本には、冬季に越冬の為に、伊豆沼に少数飛来する

湖沼、水田等に生息しマガンと混群を形成する事もある

食性は、植物食で、スゲなどの草、木の葉などを食べる

 

 

コクガン

学名 Branta  bernicla

分類 カモ目カモ科コクガン属

全長約 60cm

シベリア東部で繁殖し、朝鮮半島南部、日本、渤海沿岸部へ南下し越冬する

繁殖地ではツンドラ、越冬地では内湾や海岸、河口、干潟、沿岸部の子沼

で生息し、非繁殖期は群れで生活する

食性は植物食傾向の強い雑食で、アマモなどの海草や海藻を食べる

海底の海草や、海藻は逆立ちして頭だけ潜水しながら食べる

 

 

ヒシクイ

学名 Anser fabalis

分類 カモ目カモ科マガン属

全長約 90cm

夏季にシベリア北部で繁殖し、冬季になると中国や日本へ南下する

湖沼、池、湿原、河川、水田、海岸などに生息し、夜間は大きな水場の

中央に集まり休む

食性は植物性で、草、茎、根、果実、種子などを食べる

和名は、ヒシの実を食べる事が由来

 

 

ツクシガモ

学名 Tadorna  tadorna

分類 カモ目カモ科ツクシガモ属

全長約 62cm

ヨーロッパ北部の沿岸と、アジアの中央部で繁殖し、冬季は南ヨーロッパや

北アフリカなどの地中海地域やインド、中国東部、朝鮮半島南部などに渡り越冬する

ドイツ北西部のワッデン海には、ヨーロッパ北西部の約10万羽が集まる越冬地がある

日本には、冬鳥として飛来するが、特に有明海を中心とした九州北部で

渡来数が多く、「筑紫鴨」の和名もここに由来する

越冬地では、干潟や内湾に生息し海岸や海面で休息する

渡りの前には、1000羽近くの大群を形成する事もある

食性は、主に動物食、採餌はおもに干潮時に行い、潮が引いた干潟で

くちばしに触れた、甲殻類・貝類・藻類を食べる

 

 

トモエガモ

学名 Anas formosa Georgi

分類 カモ目カモ科マガモ属

全長約 40cm

シベリア東部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国東部、日本、

朝鮮半島、台湾へ南下し越冬する

非繁殖地では湖沼、河川などに生息し海岸に飛来する事もある

繁殖地では、ツンドラや森林地帯内にある湖沼や渓谷、湿原、水辺の草原

などに生息する

食性は、植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが、水生生物

藻類・昆虫・甲殻類・貝類なども食べる

 

 

サカツラガン

学名 Anser cygnoides

分類 カモ目カモ科マガン属

全長約 90cm

夏季にカザフスタン、中国北東部、モンゴル南部、ロシア南東部で繁殖し

冬季になると中国南部や朝鮮半島に越冬する

河川や湖沼、湿原、河口、干潟などに生息する

食性は植物性で、茎、葉、根、種子などを食べる

越冬地では、主に水生植物セキショウモ、マコモなどの根や種子を食べる

 

 

今回は、以上になります

意外と、カモの種類が多くレッドリストに載っていますね

普段目にする、カモもひょっとして絶滅危惧種かもしれませんね!!

 

 

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