鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO6
今回も、レッドリストに記載されている鳥類をご紹介します
カンムリカイツブリ
学名 Podiceps cristataus
分類 カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属
全長約 50cm
アフリカ大陸の一部、ユーラシア大陸の中部以南、イギリス、オーストラリア
日本、ニュージーランド(南東)に生息する
オガサワラヒメミズナギドリ
学名 Puffinus bryani
分類 ミズナギドリ目ミズナギドリ科ハイイロミズナギドリ属
全長約 30cm
摸式産地は、サンド島(ミッドウェー諸島)、小笠原諸島での繁殖が確認されている
一般的に、海鳥は離島にある巣に夜だけ戻るといゆう生活をする種が多いが、
オガサワラヒメミズナギドリの巣が、どこにあるのかは分かっていない
ミッドウェー諸島や、小笠原諸島で発見されたことを考えると
同程度の緯度の太平洋上や、インド洋のどこかに餌場がある可能性がある
死骸の発見例から、オガサワラススキからなる草地や、タコノキなどからなる
低木林、岩の隙間のような開けた環境で繁殖すると考えられている
2015年2月25~26日にかけて行われた調査で、小笠原諸島付近の
無人島・東島で、オガサワラヒメミズナギドリ10羽を発見したと発表した
自然形態で生息する姿や、営巣地の確認は初となり
個体数や、生態の解明を急ぎ絶滅回避につなげたい考えである
シロハラミズナギドリ
学名 Pterodroma hypoleuca
分類 ミズナギドリ目ミズナギドリ科シロハラミズナギドリ属
全長約 30cm
生息地は、北太平洋西部
夏季にマーシャル諸島、マリアナ諸島周辺、オホーツク海などへ渡り
冬季にハワイ諸島で繁殖する
日本には、繁殖の為、北硫黄島、南硫黄島に飛来する
頭部は黒、額は白い羽毛で被われる。胴体上面は灰褐色の羽毛で被われる。
尾羽の色彩は暗褐色
海洋に生息し、魚類、軟体動物などを食べる
2011年の、東北地方太平洋地震で発生した津波で数千羽が死んだ可能性がある
クロコシジロウミツバメ
学名 Oceanodroma castro
分類 ミズナギドリ目ウミツバメ科クロコシジロウミツバメ属
全長約 20cm
繁殖地としては、太平洋のハワイ諸島、ガラパゴス諸島、
大西洋の、カーボベルデ、カナリア諸島、マデイラ諸島、アセンション島
セントヘレナ島などが確認されている他、日本には夏季に
岩手県の日出島、三貫島の2島に夏鳥として飛来する
食べ物は、魚類、甲殻類、軟体動物などを食べる
岩の割れ目や、樹木の根元に100cmの横穴を掘り、落ち葉を敷いた巣に
1回に1個の卵を産む、雄雌交代で抱卵し30~40日で孵化し
生後60~100日で巣立つ
繁殖時は、広く海洋で生活する
今回は、以上となります
本当に沢山の、絶滅危惧種がいますね
少しでも、個体が増える事を切に願います!!