鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO19

鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO19

今回も、レッドリストに記載されている鳥類についてレビューします

 

 

オオアカゲラ

学名 Dendrocopos   leucotos

分類 キツツキ目キツツキ科アカゲラ属

全長約 28cm

ヨーロッパ東部、スカンジナビア南部、コーカサス、シベリア南部

モンゴル、中国東北部、ウスリー地方、朝鮮半島、樺太、

日本、台湾、中国東南部などに分布する

枯れ木の多い落葉広葉樹林や針葉樹林、針広混合樹林に生息する

群れは形成せず、単独やペアで生活する

繁殖期には、縄張りを形成する

食性は雑食で、昆虫、節足動物、貝類、果実、種子などを食べる

樹上で採食を行うが、冬季には地表で採食を行うこともある

 

 

コゲラ

学名 Dendrocopoos   kizuki

分類 キツツキ目キツツキ科アカゲラ属

全長約 27cm

ロシア南東部、サハリン、朝鮮半島、中国北東部

日本列島など、東アジアの限られた地域に分布している

日本では、一部離島をのぞく全国の阿寒帯針葉樹林から

亜熱帯照葉樹林まで広く分布する

基本的には、留鳥だが寒冷地に生息する個体は、冬季には暖地へ移動するものもいる

小さい体の割には、20ヘクタールほどの広い縄張りを持つ

一度繁殖すると、同じ場所に生息し続ける

つがいの絆も、片方の鳥が死ぬまでペアでいることが多い

食性は雑食だが、主に昆虫などの節足動物を捕食し木の実などを食べることもある

 

 

サンショウクイ

学名 Pericrocotus   divaricatus

分類 スズメ目サンショウクイ科サンショウクイ属

全長約 20cm

夏季に日本、ロシア東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する

日本では、平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息する

小規模な群れを形成して生活するが、秋季に渡りを行う前には大規模な

群れを形成し最高で、150羽に達することもある

食性は動物食性で、昆虫類、クモ類を食べ、獲物は樹上で捕食する

 

 

チゴモズ

学名 Lanius  tigrinus

分類 スズメ目スズメ科モズ属

全長約 18cm

冬季は中華人民共和国南部や、フィリピン・スマトラ島で越冬する

日本では、本州に局所的に分布する

低地から低山地にかけての明るい広葉樹林や、広葉樹と針葉樹の混交林に生息する

ウスリー地方では、川辺の低木林や、森林の林縁に生息する

食種は動物食で、混通類、両生類などを捕食する

捕らえた獲物を、枝などに突き刺すはやにえを行う

 

 

今回は、以上となります

それでは、また次回!!

 

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