鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO15

鳥類?レッドリスト?絶滅危惧種?NO15

今回も、レッドリストに記載されている鳥類についてレビューします

 

 

シロハラチュウシャクシギ

学名  Numenius    tenuirostris

分類 チドリ目シギ科ダイシャクシギ属

全長約 41cm

シベリアの中部から西部で繁殖し、冬季にはアフリカ北部に渡り越冬する

世界的な希少種で、全世界での生息数は200~400羽とされていたが

減少が著しく絶滅が危惧されている

2007年時点において推定50羽

かつて、数少ない越冬地のひとつであったモロッコでは1994年に

確認されていたのが最後

1995年にイタリア南部で20羽発見されたがその後の情報は不明

 

 

セイタカシギ

学名 Black-winged   Stilt

分類 チドリ目セイタカシギ科セイタカシギ属

全長約 37cm

ヨーロッパ、アフリカ、アジア南部を中心に広く分布する

日本では、旅鳥または留鳥

かつて、迷鳥として記録される程度であった

1975年に、愛知県の干拓地で初めて日本での繁殖が確認された

埋立地が増えた1978年以降、東京湾、伊勢湾、三河湾周辺でも

繁殖が確認され、留鳥として定住するようになった

湿地、干潟、湖沼、河口、水田などに生息する

繁殖期は、番で生活し縄張りを持つ

非繁殖期には、小さな群れで生活し番を中心とした家族が集まって

群れを形成する可能性がある

食性は動物食、昆虫、甲殻類、小魚、ゴカイなどを捕食する

 

 

ツバメチドリ

学名 Larga  Indian  pratincole

分類 チドリ目ツバメチドリ科ツバメチドリ属

全長約 25cm

インド、インドネシア、オーストラリア北部、カンボジア、シンガポール

スリランカ、ソロモン諸島、大韓民国、台湾、

朝鮮民主主義人民共和国、中華人民共和国東部および南部

ミクロネシア連邦などに分布する

夏季は中華人民共和国東部、ロシア南東部、ヒマラヤ山脈などで繁殖し

冬季になると、東南アジア、オーストラリア北部へ南下し越冬する

海岸、干潟、河川、草原などに生息する

食性は動物食で、昆虫などを食べ集団繁殖地(コロニー)を形成する

 

 

ズグロカモメ

学名 Chroicocephalus   saundersi

分類 チドリ目カモメ科ズグロカモメ属

全長約 30cm

大韓民国、中華人民共和国、台湾、日本、ベトナム黄海などで繁殖し

冬季になると、大韓民国、中華人民共和国、台湾、日本、ベトナムで越冬する

干潟に生息し、魚類、甲殻類、ゴカイ類などの多毛類などを食べる

 

 

今回は、以上となります

それでは、また次回!!

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