鶏背肉とは?どこの部位?栄養素は?お酒との相性は?

鶏背肉とは?どこの部位?栄養素は?お酒との相性は?

皮・脂・肉の旨みトリプルアタック!
背肉についてご紹介します。

鶏背肉とは?どこの部位?

ももの付け根近くにある筋肉です。
写真では分かりにくいが赤身肉の下の真っ白な皮が特徴です。
フランスではこの部位を残すのはバカと言われるほど美味しいとされるが、
皮と肉の間にある脂の量を見れば、納得できます。

歯ごたえは強めの弾力が感じられ、ひと噛みするごとに大量の肉汁が溢れ出てきます。
ジューシーでありながらしつこさはなく、旨みだけが口に残る様は見事です。
食べごたえがある部位として、各焼き鳥店でもオススメされています。
元々、部位自体が大きくないので、1羽から約1本分ぐらいの量しか取れないのがネックです。
上質な背肉が持つ、皮と脂と肉の旨みが融合した味は芸術品のようです。
部位の味を繊細に感じられる塩で食べたいです。
合わせる酒はワイン。ゆっくり上品に味わいましょう。

 

鶏背肉の栄養素は?

鶏背肉に含まれる栄養素と効能は、栄養素の中でも特に注目したいのがタンパク質です。
タンパク質の中には、必須アミノ酸であるメチオニンが含まれています。
肝臓の毒素を排出し、肝臓の機能を高める効果があり、お酒をよく飲む方にもおすすめの成分です。
また、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ効果もあるので、脂肪肝の予防にもつながります。
コラーゲンは、肌の真皮を作るのに重要な役割を持っており、コラーゲンを摂ることで肌のハリや潤い、
弾力を保つことが出来ます。
骨粗鬆症の予防や、血管・目・髪などの老化予防にも効果があり、体全体の老化を防いでくれる成分でも
あります。
アミノ酸結合体の一種であるイミダペプチドは長時間集中した時や過度な運動をした時に、人間の体内
で多く発生する活性酸素を抑えて細胞へのダメージを防ぎ、疲労回復を促す効果があるといわれています。
リノール酸は悪玉コレステロールや中性脂肪を減退させる効果があります。しかし、摂取量が多くなると
善玉コレステロールの吸収の妨げにもなり、動脈硬化の原因となってしまいます。
オレイン酸は血液中のコレステロールのバランスを整え、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを
減退させる効果があります。
生活習慣病の予防や便秘にも効果があると言われています。

 

お酒との相性は?

ワインは赤の重すぎないものを選ぶと良いでしょう。
白ならシャルドネでもOKです。焼酎なら麦か米で合わせると相性抜群です。
冷やした日本酒も相性抜群です。

 

お薦めの食べ方は?

素材の旨みを引き立てられる塩がベストです。
合わせ技で楽しみたいのであれば、タレです。
脂の濃厚な甘みを引き立たせるなら一味唐辛子を選びましょう。

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