鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO3
日本では、見られない世界の鳥の種類や特徴などをレビューします
アカハシコサイチョウ
学名 Tockus erythrorhynchus
分類 サイチョウ科
全長約 45cm
アフリカ大陸のサハラ砂漠南部からアフリカ東部、南アフリカまで広い範囲で分布する
草原や、木がまばらに生えた疎林、成長しても樹高が3m以下にしかならない
木ばかり生えている低木地などに生息する
鳥の中では大きな部類ですが、サイチョウのなでは体が小さい方で
全体的に細長い形状をしている事から見た目はスマートな印象です
くちばしが長いことが特徴で、細長い尾を持っている事も大きな特徴です
また、体の下面と頭部が白く、目の周りは羽毛が無い為、皮膚が露出しています
エサは、フンコロガシなどの昆虫です
基本的には、ペアか小さな群れで生活しますが、エサが豊富な場所では
大きな群れを作ることもあります
メスは、繁殖行動が始まると樹洞に植物を敷いて、中から入り口を土や糞などで
固めて小さくし、巣に閉じこもって卵を産みヒナを育てます
メスが巣内で子育てをしている間は、オスが小さくなった入り口からエサを
受け渡す事によって食料を得ることになります
アカフウキンチョウ
学名 Piranga olivacea
分類 ホオジロ科
全長約 17cm
北アメリカ大陸のカナダ東北部から、アメリカ合衆国の東部あたりまでの
地域で繁殖し、パナマや南アメリカ大陸のボリビア辺りまでの地域で越冬する
名前の通り、真っ赤な羽色が特徴的なホオジロ科の鳥ですが、実は羽色が赤いのは
オスだけで、メスは全体的に黄色っぽい色をしています
また、オスの羽色が赤くなっているのは頭部や背の部分、胸の部分のみで
尾の部分や翼の部分は、黒っぽい色をしています
木々の茂った森林地帯や、木の多い林などに生息しています
木の高い場所で生活しているため、森に入っても見かける事はあまりなく
鳴き声だけが聞こえるといった場合が多いそうです
越冬の為に、南部地域に渡った際には低地に茂っている木の樹冠部ですごします
雑食性で、果実、昆虫類を食べます
巣の内部に内張りが施されているカップ型の巣で生活する
アキクサインコ
学名 Neopsephotus bourkii
分類 インコ科
全長約 19cm
オーストラリア大陸の内陸部に分布しています
密集度の低い開けた低木地などに生息する
非本的には野外で見られる事はほとんどありません
また、その上品で美しい色彩を持った姿からペット用のインコとして国内外
を問わず人気があります
特量は目が大きく、翼の部分に逆さの鱗のようなパターンを持った模様があることで
この大きな目は僅かな光があれば、物を見ることができると言われています
この暗がりに強い目を持っている事で、外敵に襲われる危険性の少ない
日没後や、夜明け前の時間帯に安全に水を飲みに行くことが出来ると言われています
乾燥した地域で小さな群れか、ペアを作って活動している事が多く
基本的には、一つの場所に留まる事無く、放浪しながらエサとなる植物を
探して生活しています
今回は、以上となります
それでは、また次回!!