鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO4
日本では、見られない世界の鳥の種類や特徴などをレビューします
アケボノインコ
学名 Pionus menstruus
分類 オウム科
全長約 28cm
南アメリカ大陸のブラジル南東部、コスタリカからボリビアにかけての地域に分布する
頭が大きく、尾羽が長いという特徴を持つため、見る者にどっしりとした印象を与えるインコです
また、美しい青色の頭部と真っ赤な下尾筒、目の後ろにある小さな斑紋なども特徴的です
熱帯の樹木が密集している緑が豊かな地域の樹冠部に生息しており
繁殖期など特殊な場合を除いては、多くの鳥が集まった集落で生活します
巣は、自然と出来た木の窪みなどを利用して作られ、利用できそうな窪みがあれば
様々な場所に巣を作ります
移動中に鳴くという習性を持っていますが、その鳴き声は大きく
人にとっては耳障りなほど甲高いものです
しかし、果実や種子、花などを食べる為に木に止まった際にはおとなしくなり
殆ど鳴く事はありません
トウモロコシや、バナナなどを栽培している農場を荒らすことがある為
一部の人にとっては、害鳥とされているところもあるようです
アデリーペンギン
学名 Pygoscelis adeliae
分類 ペンギン科
全長約 70cm
南極大陸の海岸沿い及び、その付近の島で繁殖し、冬は海で過ごします
シルエットがずんぐりとした極寒の地に適応したペンギンらしい体刑をしており
このアデリーペンギンは、代表的なペンギンの種類の一つであることから
ロッテのクールミントガムのパッケージにも描かれています
名前の由来は、1840年に南極に上陸したフランス人の探検家
デュモン・デュルヴィルの妻の名前である「アデリー」から名付けられました
つがいで子育てをする事で知られ、たくさんの数のアデリーペンギンが集まり
コロニーを作って生活しているにも関わらず、毎年同じ場所で同じ相手と
ペアになって卵を産み、孵化させます
巣は、オスが小石を集めて作り、1回の繁殖で二羽のヒナを育てます
成鳥は、頭部の下の部分も背の部分も同じく黒色ですが、幼鳥はこの部分が
白くなっているのが大きな違いです
大きな肉質の足を持っていますが、足の長さは非常に短く、少し窪みがあると
簡単に隠れてしまうほどです
アナホリフクロウ
学名 Athene cunicularia
分類 フクロウ科
全長約 24cm
北アメリカ大陸西部および南アメリカ大陸の広い範囲に分布する
樹上で生活するのではなく開けた平地で生活する鳥で、走ったり歩いたりするのに
適した長い足を持っています
また、睨んでいるように不機嫌そうな表情をしているのも特徴の一つです
基本的には、繁殖や避難場所として利用している穴を中心として生活します
日中は、穴の傍で周りを警戒しており、危険を感じると穴の中にすぐに逃げ込みます
エサは主に、バッタなどの昆虫類ですが、時にはヘビやトカゲなどの
爬虫類、ネズミなどの小型哺乳類、小さな鳥を捕食することもあります
今回は、以上となります
それでは、また次回!!