鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO9
今回も、日本ではなかなか見られない世界の鳥類についてレビューします
インカアジサシ
学名 Larosterna inca
分類 カモ目科
全長約 42cm
繁殖期には南アメリカ大陸西側のペルーや、チリ北部海岸に分布しています
越冬の際には、エクアドルの南部からチリ中部の範囲ですごします
海上を飛び回って小魚などをとって生活している鳥で、全体的には暗色をしていますが
クチバシの後ろ辺りにある口髭のような真っ白い羽は、巻き上がったユニークな形をしています
体は太めでガッシリとしており、鮮やかなオレンジ色のクチバシやクチバシと似た色をしている足などが特徴的です
また、足の部分に渡りを調査する為の足枷がつけられている固体も多く見られます
群れで暮らす事が多く、かなり大きな群れとなっている場合もあります
狩の方法は、敵に追われてパニックになって群れになって逃げている魚を菜食するというものです
巣は、岩の裂け目などにある他の海鳥が作った古巣を利用しています
エジプトガン
学名 Alopochen aegyptiacus
分類 カモ科
全長約 74cm
アフリカ大陸のサハラ砂漠以南の地域、及びナイル川の上流域から南にかけての地域に分布します
また、一部イギリスに移入されたものが野生化しています
目の周りの濃い色をした模様が印象的な鳥で、一度つがいになると一生相手を変えず
繁殖後は家族郡が集まって大きな群れで暮らすという特徴を持ちます
また、ガンという名前を持ちますが分類的にはツクシガモの仲間です
エジプトガンの羽毛は首の部分がボサボサしており、全体的に白色または褐色系の色をしていますが
翼の後ろのフチの部分にだけ、光沢のある緑色の斑紋が見られます
巣は、崖の横穴や洞窟、樹洞などの自然に出来た隙間を主に利用して作られ
地面の窪みなどを利用する事もあります
基本的には、種子やイネ科の植物の葉などを食べますが、時には昆虫なども捕食します
エジプトハゲワシ
学名 Neophron percnopterus
分類 タカ科
全長約 65cm
ヨーロッパ南部、中東、インドなどに始まり、南はアフリカ大陸南部までに分布します
顔の部分の黄色い皮膚が露出しており、頭部から首にかけての羽毛がボサボサしていて
毛深い事が特徴となっています
鳥類の中では大きいのですが、ハゲワシの中では比較的小型の種類になります
餌となる獲物の奪い合いにおいては、大型のハゲワシにはかないませんが
飛行が得意で上昇気流に頼らなくても飛び立つ事が出来る為、大型の種に先行して
動物の死骸を発見したり、コロニーを発見してヒナや卵などを先に奪う事ができると言われています
また、エジプトワシはダチョウの卵の殻が厚く簡単には割れない場合石を落として割ります
今回は、以上となります
それでは、また次回!!