鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO6
今回も、日本ではなかなか見ることが出来ない世界の鳥類をご紹介します
アメリカカケス
学名 Aphelocoma californica
分類 カラス科
全長約 29cm
北アメリカ大陸のアメリカ合衆国西部および、メキシコ南部に分布する
北米大陸のみに生息しているカラス科の鳥で、地上では素早い動きを見せますが
飛ぶのはあまり早くありません
雑食性で、種子、果実、堅実の他、カエルや昆虫、トカゲ、鳥のヒナや卵
時にはネズミなどの小型哺乳類を食べることもあります
全体的に青っぽい色をしており、目の上には真っ白な眉のようなラインが入っています
また、個体によっては胸から腹部にかけての部分が白っぽい個体もいます
様々な動物を食べるので獲物を捕らえ、抑えつける足はしっかりとしていて
クチバシの部分と同じように、硬そうな黒色をしています
鮮やかな青色をしている事もあり一見、穏やかな鳥に見えますが
実は、興奮しやすく騒がしい鳥で時には捕食動物を集団で追い払うこともあります
巣は、低木地や藪などに作られるカップ型の巣です
アメリカガラス
学名 Corvus brashyrhychos
分類 カラス科
全長約 45cm
北アメリカ大陸のアラスカなどの、寒さが極端に厳しい地域以外の
ほぼ全域に生息しています
艶のある美しい黒い羽根を持った全身黒色のカラスと聞いて、一般的に
イメージするすがたをしており、その体には長い翼と先端の丸くなった尾を持ち
全体的なシルエットも整っている、印象のある鳥です
アメリカ合衆国においては非常に馴染み深い鳥で、開けた場所ではいたるところで
アメリカガラスが空を飛んでいる姿を見ることが出来ます
しかし、農耕地などでは栽培しているトウモロコシや、えんどう豆などの
農作物を群れを作って食べてしまうことから、農家の人には評判が悪く
害鳥として扱われています
農作物以外にも、果実、昆虫、鳥のヒナやネズミなどの小型哺乳類など
雑食性である事からさまざまなものを食べます
繁殖以外は、夜間集団で眠り昼間になると個体ごとに散らばって採食します
巣は、木の枝でカップ型に成形したもので、細かい植物の欠片などを内張りとして用います
巣を作る場所は、木や藪の他、電柱などに作ることもあります
アメリカチョウゲンボウ
学名 Falco sparverius
分類 ハヤブサ科
全長約 30cm
北アメリカ大陸及び、南アメリカ大陸の広い範囲と西インド諸島に分布しています
南北アメリカ大陸に主に生息しているハヤブサ科の鳥で、ユーラシア大陸や
アフリカ大陸に分布しているチョウゲンボウよりはやや小型です
また、この小さな鳥はハヤブサの一種ではありなすが、狩りの方法はあまり
ダイナミックなものではなく、ホバリングと呼ばれる静止行動を行いながら
獲物に狙いをつけ、小鳥やネズミなどあまり動きが早くない動物に対して
一気に攻撃を仕掛けます
翼の幅が狭く、頭部の頬の部分には黄橙色の美しい斑紋があります
枝に止まっているときは尾羽を上下に振るという習性を持ち、巣は木などに
自然にあいた穴や窪みを利用したり、別の種類の鳥が作った古巣をりようします
今回は、以上となります
それでは、また次回!!