鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO5
今回も、日本ではなかなか見ることが出来ない世界の鳥類をご紹介します
アフリカオオコノハズク
学名 Ptilopsis leucotis
分類 フクロウ目
全長約 28cm
アフリカ大陸のサハラ砂漠よりも南の地域に分布している
アフリカ大陸に生息するフクロウで、鮮やかなオレンジ色をした目が非常に印象的な鳥です
基本的に巣を作ることはせず、カラス類、ハイタカ類、エボシボリ類などの鳥が
作った古巣や、自然に出来た樹洞などに栄巣します
顔が白く、羽の部分は斑になっており、クチバシの部分は老人の口髭のような
形で長く伸びています
羽の部分は斑模様になっっており、生息環境にある樹皮の中で隠れるように
カモフラージュになっています
警戒すると体を細くして気に擬態し、敵に見つからないようにして
やり過ごすという習性を持っていますが、一度攻撃的になると目を大きく
見開いて噛みついて攻撃します
威嚇する行動としては、羽を広げて体を大きく見せるというものがありますが
この行動は最後の切り札であり、捨て身の手段だと言われています
エサとなるのは、昆虫類、ネズミなどの小型の齧歯類、小さな鳥などで
それらの動物を捕獲して食べます
アフリカハゲコウ
学名 Leptoptilos crumeniferus
分類 コオウノトリ科
全長約 140cm
主に、草原や湿地などに生息しています
アフリカハゲコウは有名なハゲタカと同じ動物の死肉を食べる大型の鳥で
基本的に多数の仲間が集まった、コロニー内で巣を持ち、寝る場合も
多くの個体が集まった共同のねぐらで寝ます
体には多くの特徴があり、死肉を食べたときに体を汚さない羽毛のない頭部
同じく羽毛のない首の部分には、大きく膨らんだ喉の肉垂は求愛の際の
ディスプレイとして用いられます
また、大きな体を滑空させる為の翼は非常に大きく、黒い翼の外側には
ハッキリと分かる次列風切羽の白いフチを見ることが出来ます
求愛行動は鳴き声をあげながら、頭部を上下する事で行われ、
カップルが成立した後に生まれる卵は、木や崖の上の安全な場所に
小枝などで作られたすで育てられます
アメリカオオバン
学名 Fulica americana
分類 クイナ科
全長約 40cm
北アメリカ大陸の非常に広い範囲や、西インド諸島、南アメリカ大陸の
コロンビアなどに分布しており、北アメリカに生息している個体群は
冬になると南アメリカ大陸へと移動します
黒っぽい暗灰色の羽を持った鳥で、短い尾羽やふっくらとした足指などが特徴的です
主に、水辺で過ごす鳥ですが、飛行前には予備動作が必要で水面から
大空に飛び立つ際には、水面を走って助走をつけます
雑食性で水の中に住む水生昆虫の他、水生植物の葉や茎、新芽、水草などを食べます
また、つがいは縄張り意識が強く、縄張りに個体が入ってくると
オスとメスが協力して侵入者と戦います
巣は、木の枯葉や食物の茎を材料にした、大きなカップ型のもので
湖や沼などの水域を選んで作ります
今回は、以上となります
それでは、また次回!!