鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO2
日本では、見られない世界の鳥の種類や特徴などをレビューします
アオカワラヒワ
学名 Carduelis chloris
分類 アトリ科
全長約 14cm
ヨーロッパを中心としたユーラシア大陸西部や、アフリカ大陸北部などに分布する
主に、草地や開けた森、藪、低木地などに生息します
また、民家の周辺にある公園、農耕地でも見られるため生息地に住む人は
割と身近な存在のようです
時期によって、鳴き声が変わる事で知られている鳥で、通常の鳴き声は
人によっては耳障りに感じることもある音ですが、繁殖期になるとオスの鳴き声は
メスを呼ぶための美しい、さえずりになります
体の色は、全体的にはくすんだオリーブ色で、翼と尾羽の端に黄色の帯が見られます
クチバシは太さはありますが短く、餌となる植物の種子などを食べるのに
適した形だといえます
また、繁殖期のオスが空を飛ぶ姿はまるで蝶のように見えることもあります
巣は、木や藪などに作られ、巣の材料となるのは植物の茎などです
巣の形は、カップ型
アオボウシインコ
学名 Amazona aestiva
分類 インコ科
全長約 37cm
南アメリカ大陸のブラジル南部、東部、アルゼンチンの北東部、ボリビア
パラグアイなどの内陸部にある森林地帯に分布しています
名前から想像すると、頭頂部が青色をしたインコだと考えられますが
実際には青っぽい色をしているのは頭頂部ではなく、クチバシの少し上の部分になります
巣は幅の広い太い木の幹に自然に出来た穴などを利用して作られ
その巣から森の上層部に飛んで移動し、果実や種子、芽などを摂って生活しています
アカトビ
学名 Milvus milvus
分類 タカ科
全長約 60cm
ヨーロッパの広い範囲、アフリカ大陸北部の一部地域、中近東などに分布する
林などの視界の開けた場所に生息する
タカ科の猛禽類で日本に生息している、トビと大きさはほとんど同じですが
名前の通り羽色が赤いという違いがあります
猛禽類らしい先端の鋭く尖ったクチバシと、がっしりしとした足の先に備わった
強力な爪を持っており、ゆったりとした優雅な羽ばたきで上空を飛びながら
獲物を探し、狙いをつけると一気に急降下して獲物を捕らえます
主な獲物は、ウサギやネズミなどの小型哺乳類です
成鳥は、東部が白いという特徴がありますが、幼鳥の頃は目より上の部分から
頭頂部にかけての箇所は背部と同じような、褐色になっています
巣は、小枝、土、動物の毛などの材料を用いた皿状のもので
木の上などの高い場所に作ります
今回は、以上となります
それでは、また次回!!