鳥?世界の鳥?種類?特徴?27
今回も、日本ではなかなか見られない鳥類についてレビューします
メガネフクロウ
学名 Pulsatrix perspicillata
分類 フクロウ科
全長約 46cm
北アメリカ大陸のメキシコから、南アメリカ大陸のブラジル南部、パラグアイ
アルゼンチン北部にかけての熱帯雨林の地域に分布しています
名前の通り、まるでメガネをかけているかのような模様を持っている鳥で成鳥は
頭部が黒いのですが、幼鳥の間は全体が白く目の周りが黒くなっています
夜行性で、小型哺乳類や、カエル・昆虫・ムカデなど木の周辺に住む動物を捕食します
また、月が出ている夜はさらに活発になるともいわれています
テンポの低い声で鳴くことで知られ、その鳴き声は「ホッホッホッ」などの擬音で表現されます
巣は、大きな木などに自然に出来た樹洞を利用します
メンフクロウ
学名 Tyto alba
分類 メンフクロウ科
全長約 40cm
ユーラシア大陸のヨーロッパやインド、東南アジアなどの一部地域
アフリカ大陸北部、中部から南の地域、オーストラリア大陸、
北アメリカ大陸の南の地域、南アメリカ大陸の大部分に分布しています
メンフクロウは大きな頭部と長く力強い足を持ち、翼と尾羽の部分には帯状の縞模様があります
聴覚に優れているため、夜間でも獲物の位置を正確にとらえ動いている
ネズミなどの小型哺乳類を強い足で掴んで食べます
巣は、樹洞などに自然に出来た穴や人家や納屋、教会などの建物にある
穴などを利用して作り、産座には何も敷きません
モモアカノスリ
学名 Paraduteo unicinctus
分類 タカ科
全長約 45cm
北アメリカ大陸のアメリカ合衆国南部から中央アメリカ、南アメリカ大陸の
チリ、アルゼンチン、ブラジルなどに分布しています
また、イギリスでは飼育していた個体が逃げ出して野生化し繁殖しているそうです
胴体や足の部分ががっしりとした鳥で、通常3羽で狩りを行い取れた獲物を分け合うという
鷹の仲間としては珍しい習性を持ちます
また、メスの方が体が大きいという特徴があります
ネズミやウサギなどの小型哺乳類、ヘビやトカゲなどの爬虫類を捕食する事で知られ
時には鳥を襲って食べる事もあります
鷹としては珍しく、大きな群れで暮らしていることもあり
群れの全員でヒナの世話をしている姿も確認されています
また、メスが複数のオスから餌をもらったり、複数のオスと交尾したりする事もあるようです
巣は、木の上やサボテンの頂上などに植物の枝や根、茎などを積み上げられて
作られたもので内側には、植物の葉や樹皮、草などが敷き詰められています
今回は、以上となります
それでは、また次回!!