鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO26

鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO26

今回も、日本ではなかなか見られない鳥類についてレビューします

 

 

マレーウオミミズク

学名 Ketupa  ketupu

分類 フクロウ科

全長約 42cm

東南アジアのミャンマーからマレー半島までの地域や、ボルネオ島などに分布しています

見た目はワシミミズクやシマフクロウに似ています

また、名前の通り魚食性のフクロウです

足には魚を捕るための長く鋭い鉤爪が備わっており、足の裏側には魚を捕らえやすいように

先のとがった鱗が並んでいます

足の部分には毛がなく、皮膚が露出しています

魚以外の餌としては、カニ・ザリガニなどの甲殻類、カエルなどの両生類や鳥類

昆虫など様々なものを食べます

多くのフクロウは、風切り羽の近くを柔らかくすることによって飛行の際の

羽音を消していますが、魚を主な餌としているマレーウオミミズクはあまり音に

神経質になる必要が無い為か、割と羽音を立てて飛びます

夜行性で獲物を狙う際には、木の枝に止まって様子を探り水面近くに

あがってきた魚などを一気に掴み取ります

 

 

ミノバト

学名 Caloenas  nicobarica

分類 ハト科

全長約 33cm

東南アジアのインドネシアやニューギニア、ミャンマー沖にあるニコバル諸島

ソロモン諸島などに分布しています

基本的には、大陸や大きな島などには生息しておらず小さな島などに見られます

非常に彩り鮮やかな光沢のある美しい羽を持っている鳥で、太くて頑丈な足を持ち

クチバシの上にはボコボコとした不揃いな肉垂があります

太くてがっしりとした体に対して首や頭の部分は細く、首の付け根の部分には

襟巻上の羽毛があるという特徴を持ちます

植物性食で、果実や種子などを求めて島から島に渡りながら放浪し

良い採食場を見つけるという生活を送っています

生活形態としては、多くの個体が集まってコロニーで営巣します

巣は、背の高い木から低い木まで様々な種類の木に作られます

 

 

ミミヒダハゲワシ

学名 Torgos  tracheliotos

分類 タカ科

全長約 98cm

アフリカ大陸の半砂漠地帯や南部地域、アラビア半島南部やイスラエルなどに分布します

頭部の側面に肉垂と呼ばれる露出した皮膚のヒダが特徴の、猛禽類で他のハゲワシ同様

主に動物の死肉を食べて生活していますが、体の大きな種類の多いハゲワシの中でも

特に大型の種であるため、生態系の上位に位置する鳥だとされています

肉を引き裂くクチバシは先端が非常に鋭くなっていて、大きな体を飛翔させる為の翼は大きく

その体を支える足も長くがっしりとしています

基本的には単独もしくはペアで生活しており、獲物を探すときには長時間飛翔を続けます

巣は、あまり深さのない皿型のもので木の枝などを材料にして低木や高木の

樹冠部に作られます

 

 

 

今回は、以上となります

それでは、また次回!!

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