鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO25
今回も、日本ではなかなか見られない鳥類についてレビューします
フエガラス
学名 Strepera graculina
分類 フエガラス科
全長約 50cm
オーストラリア大陸東部地域だけに分布しています
フエガラスは細い体には不釣り合いながっしりとした、太いクチバシを持った鳥で
繁殖期になると、他の鳥の巣を襲って卵やヒナを食べてしまう鳥です
長い翼と、歩き回るのに適した長い足を持っており、こそこそと素早く移動します
また、全身の羽色が黒い訳ではなく尾の付け根の部分と尾の先は白くなっています
食性は動物食で、ナナフシなどの昆虫や動物の死肉、植物の液果など様々なものを食べます
冬になると大きな群れで放浪するようになり、共同でねぐらをともにします
すは、木の股などに内張りをしたカップ型の大きなものです
ヘビクイワシ
学名 Sagittarius serpentarius
分類 ヘビクイワシ科
全長約 150cm
アフリカ大陸のサハラ砂漠より南の地域に分布しますが、中部から西部にけての
一部地域には生息していません
かなり大型の猛禽類で草原を歩いたり、走ったりする事が多い為、足が非常に長く頑丈です
また、地上にいる獲物を踏み殺して食べる際にもこの長い足が役にたっています
猛禽類の中では珍しいあまり飛ぶことがない鳥で、ダチョウのように両足を使って
地上で生活することが多い、しかしダチョウのように飛ぶことが出来ない訳ではなく
翼を使って飛ぶことも出来ます
足以外にも、首と翼、尾羽が長く歩行の際や方向転換する際にはこの長い翼と
尾羽が役にたち、獲物を捕まえる際には翼を前に突き出すことによって
体のシルエットを変え、相手を混乱させます
また、頭部の後方には冠羽が後ろに伸びており、目の周りは鮮やかな
赤みがかかったオレンジ色になっています
餌は名前の通り、ヘビを食べる事もありますが、主に昆虫を食べその他にも
トカゲやカエル、鳥類も食べます
巣は、木の枝や小さな枝を使って皿型に形成し、内側に草やベレット
動物の糞などを敷きます
マメルハインコ
学名 Forpus coelestis
分類 インコ科
全長約 12cm
南アメリカ大陸のエクアドル西部、ペルー北西部のみに分布している
名前の通り瑠璃色をした小型の美しい鳥で、原生林が伐採や災害によって
破壊された後にできた、あまり木々の密集していない二次林と呼ばれる林に生息しています
また、瑠璃色の個体以外にも緑色をした個体もおり、そちらは目の後ろ辺りから
後頭部にかけて青い線が入っている事があります
体が小さい割には、がっしりとしたクチバシを持ちセキセイインコよりも
噛む力が強いと言われています
普段は、草や木々の葉などに紛れて生活しているため、見つかりにくいのですが
興奮した場合などは、けたたましい耳障りな大きな声で鳴く事で知られています
基本的には、大きな群れか家族で行動し、同じ方向に続けて飛ぶ事がないなどの習性を持ちます
巣は、木に自然に出来た穴などを利用した質素なもので、小枝などの巣材で
形を作ったり内張りをするという事はありません
今回は、いじょうとなります
それでは、また次回!!