鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO19
今回も、日本ではなかなか見られない世界の鳥類についてレビューします
サヨナキドリ
学名 Luscinia megarhynchos
分類 ヒタキ科
全長約 16cm
ユーラシア大陸のヨーロッパの一部、アフリカ大陸の北部、中東、中央アジアで繁殖し
アフリカ大陸北部から中部にかけての地域や、アラビア半島などで越冬する
羽色は淡い褐色や、薄い灰色などの地味な色合いで、外見的にはこれといった
特徴はありませんが、さえずりは澄んでいて耳障りがよく変化に富んでいる事で知られています
また、ヨナキウグイスの別名どおり、夕暮れ時から夜明け前の時間帯に鳴きます
体には、大きな目と長時間の飛行にも耐える流線型の翼、色の濃くなっている
尾羽などが備わっており、成鳥は首から足の付け根にかけて白っぽい色をしていますが
幼鳥はこの部分に模様が入っています
主に、木の上や草地、低木地などを生活空間とし、餌となる果実や、液果、昆虫などを食べています
巣は、藪の中の地面など目立たない場所に作られ、材料は落ち葉をつかいます
内張りには、細い草を使い、形は典型的なカップ型です
シュモクドリ
学名 Scopus umbretta
分類 シュモクドリ科
全長約 54cm
アフリカ大陸中央部から南にかけての地域や、マダガスカル島
アラビア半島西南部に分布しています
頭部の後ろ側に大きく伸びた冠羽が特徴的な鳥で、この頭部の形が仏具の撞木
に似ている事からこの名がついたと言われています
羽色は黒に限りなく近い褐色で、翼は幅が広く、飛行の際にはこの大きな翼を使って
羽ばたきと滑空を繰り返して飛びます
餌は、カエルなどの両生類や小さな魚、昆虫などを食べる
巣は、水辺にある木の上や、崖などに木の葉や枝を材料にして作られ形は丸いドーム型
入り口部分は、泥で塗り固めて塞がらないように工夫されています
ショウジョウコウカンチョウ
学名 Cardinalis cardinalis
分類 ショウジョウコウカンチョウ科
全長約 22cm
北アメリカ大陸のアメリカ合衆国東部、南部、中部などの他。メキシコにも分布しています
美しい赤色の羽が特徴的な鳥で、音楽的なさえずりをする事で知られています
野生の環境下以外でも、庭園などでも生活している姿が見られます
他の特徴は、尖った冠羽、太くてガッシリとしたクチバシ、クチバシの周りが
黒くなっている事があげられます
雑食性で植物の果実、種子、花などの他、昆虫なども食べます
巣は、小枝や葉などを材料にして作られたもので、藪の中の地面から
少し上がった場所で見られます
今回は、以上となります
それでは、また次回!!