鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO17

鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO17

今回も、日本ではなかなか見られない世界の鳥類についてレビューします

 

 

コキンチョウ

学名 Chloebia  gouldiae

分類 カエデチョウ科

全長約 13cm

世界的に見ても珍しい種類の鳥で、オーストラリア大陸北部のみに分布しています

美しい色彩の羽を持った鳥で、頭部の色は3種類の多型があり赤い型の鳥

黒い型、あまり見られませんが黄色い固体も存在しています

頭部の前部分の周りを縁取るようにぐるっと一周している、色の異なる部分があり

尾羽の先端が、ハッキリと二股に分かれている等の特徴があります

オーストラリア大陸北部の熱帯にある林などに生息し、基本的には群れをつくり

地上で植物の種子や、小型の昆虫などを食べています

巣は、地上に生えた草などを材料にしたドーム型で、地面の窪みなどに作られます

また、木に自然に出来た樹洞や、シロアリの蟻塚などに直接卵を産みます

現在、個体数は少なくはありませんが、環境破壊や、ペット用の乱獲、外来種のダニによる

感染症などが原因で数が減少していると言われており、1986年に捕獲が禁止されました

 

 

コキンメフクロウ

学名 Athene  noctua

分類 フクロウ科

全長約 22cm

ユーラシア大陸の西はヨーロッパから、東は中国までの広い範囲と

アフリカ大陸北部に分布しています

名前の通り、フクロウとしては体が小さく目が金色のような美しい黄色をした猛禽類で

体長は小さいが、体はガッシリとしており胴体に対して頭部が大きいという特徴があります

体の羽毛全体に褐色の縞模様を持ち、足の部分にも羽毛が生えています

フクロウの特徴の1つである目の周りの顔盤は小さく、それに伴って額の位置も低くなっています

同じコキンメフクロウでも砂漠に住む種は全体的に色が薄く、逆に色が濃くなっている

暗色型の固体も存在している

視界の開けた場所に生息し、目を使ってネズミまどの小型哺乳類や、小型の鳥類

昆虫などを食べます

巣は、木にできた樹洞を利用したり、岩肌の穴、納屋の隙間などの他

ウサギなどが作った穴の窪みを利用する事もあります

 

 

ゴシキセイガイインコ

学名 Trichoglossus  haematodus

分類 オウム科

全長約 26cm

オーストラリア大陸北部から東部にかけての海岸沿いや、ニューギニア

モルッカ諸島の海岸沿いなどに分布しています

様々な色の羽を持った煌びやかで美しいオウムで、大きな金切り声をあげる

騒がしい鳥としても知られている

日本では、このような派手な色彩を持った鳥が殆どいない為、希少種だと思われがちですが

現地では、森林や草原などで普通に見る事が出来ます

餌は主に植物の花粉や花の蜜などですが、植物の種子、果実、花などの他

昆虫を食べる事もあります

基本的には群れを作って生活しており、他の種類のオウムなどとも群れを作る事があります

巣は、木の幹などに自然に出来た樹洞を利用して作られます

 

 

今回は、以上となります

それでは、また次回!!

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