鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO15

鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO15

今回も、日本ではなかなか見られない世界の鳥類につてレビューします

 

 

カンムリシロムク

学名 Leucopsar    rothschildi

分類 ムクドリ科

全長約 25cm

インドネシアのバリ島に分布しています

ずんぐりとした体型の白い鳥で目の周りの露出した青い肌が特徴です

頭部の後ろには倒れた長い冠羽があり、繁殖期になるとオスはこの冠羽をたてて

頭を上下に動かすという求愛行動をとります

羽色は全体的に白色ですが、翼や尾羽の先は黒くなっています

クチバシはしっかりとしており、先端に近づくほど明るい色をしています

雑食性で、昆虫、トカゲなどの爬虫類を食べたり、木の上で果実を食べたりして生活しています

また、この種は集合性が強く繁殖期以外は群れで行動します

野生の個体群は現在、絶滅に近い状態にあり人口繁殖で種を絶滅の危機から

救おうという活動が行われています

 

 

キタバン

学名 Cacatua  galerita

分類 オウム科

全長約 35cm

オーストラリア大陸の北部から東部にかけての地域と、ニューギニアに分布しています

淡い黄色をした大きな冠羽を持った純白の美しいオウムで、野生の個体は餌を食べる際などに

純白の羽毛を土まみれにしてしまうという特徴があります

体の特徴は美しい羽色以外にも、黒っぽい色をしたオウムらしい力強いクチバシや

短いががっしりとした足、短く丸まった尾羽などがあげられます

大きなクチバシと足は、木の幹に登る際に体を固定する役目も果たします

大きな群れを作って生活し、鳴き声は高音で、日中は巣の上で休息している事が多い

繁殖期になると群れから離れ、ペアで生活するようになります

草食性で餌となるのは植物の芽、葉、種子、果実などで地上に降りて土を掘り返し

根や茎を食べる事もあります

巣は、ユーカリの木などに自然に出来た樹洞を利用します

 

 

キミミクロオウム

学名 Calyptorhynchus   latiostris

分類 オウム科

全長約 68cm

オーストラリア大陸南東部や、タスマニア島に分布しています

全体的に黒い羽をもった大型の鳥で、頭部の頬の部分と長い尾羽の側面にある

縦縞が黄色くなっている事が大きな特徴です

また、クチバシがしっかりとしていて、太く様々な種類の木を噛み砕くほどの強靭さが備わっています

雑食性で植物の堅果、液果、種子、花などのほか、蛾や甲虫の幼虫も食べます

基本的には樹上で生活しますが、朝方と夕方には水を求めて地上に降りてきます

飛行しながら大きな声をあげてコミュニケーションをとるという特徴があり

成鳥は、高い金切り声をあげ幼鳥はうなり声をあげます

巣は、大きな木の枝にある窪みや、幹にある樹洞などで生活します

 

 

今回は、以上となります

それでは、また次回!!

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