鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO13
今回も、日本ではなかなか見られない世界の鳥類についてレビューします
オオミチバシリ
学名 Geococcyx californianus
分類 カッコウ科
全長約 58cm
北アメリカ大陸のアメリカ合衆国南西部から、メキシコ中部にかけての地域に分布しています
細長い尾と足を持つ、カッコウという名前から想像できるとおり、地上を時速36kmの
スピードで素早く走る事ができます
ダチョウのように飛べない鳥ではなく、短い距離であれば飛ぶ事も出来ますが
獲物を捕る際なども自慢の脚力で走って捕まえる事が多い
特徴は、ボサボサと逆立った冠羽と目の後ろに肌が露出して見えている青白い部分
短くて丸みを帯びた翼などを持ち、細長い尾は走る際にバランスをとる為に役立っています
餌は、昆虫・トカゲやヘビなどの爬虫類、ネズミ、小鳥の卵などで時には
果実などの植物を食べる事もあります
巣は、サボテンまたは棘のある木などに作り、形はカップ型、内側には様々な
材料で内張りがなされています
オナガフクロウ
学名 Amazona aestiva
分類 フクロウ科
全長約 38cm
北アメリカ大陸北部や、ユーラシア大陸北部に分布していますが
生息地域によっては、冬になると南の暖かい地域へと移動する個体も確認されています
通常のフクロウよりも長い尾を持っている事が大きな特徴となっています
体の形状などは、同じ猛禽類のハヤブサやタカなどと少し似ています
一般的にフクロウは夜行性だと思われていますが、オナガフクロウは昼間に
狩を行う昼行性の鳥で、主にハタネズミなどの哺乳類や、小型の鳥類を狩の獲物としています
狩を行う際には、視界を広げる為に枝の先端に止まって周りを見渡し
獲物を見つけると滑空しながら獲物を捕らえに行きますが、時にはUターンしたり
ホバリングを行う事もあります
巣は、自然に出来た樹洞を利用したり、別の鳥が作った巣を利用する事もあります
オニオオハシ
学名 Ramphastos toco
分類 オオハシ科
全長約 70cm
南アメリカ大陸の北はベネズエラから、南はアルゼンチン北西部までの地域に分布する
約20cmの胴体と比較すると考えられない程の大きさのクチバシを持つ、オオハシ科
最大の鳥で、見た目では重心が前にずれていて体のバランスがとりずらそうですが
実は、くちばしの中身は空洞になっていて軽い為、特にバランスが悪いということはないそうです
クチバシは、全体的にオレンジ色に近い色をしていますが、付け根と先端に
黒色の部分があります
眼の周りは黄色い皮膚が露出しており、眼の下から喉にかけての部分と、両翼の間の
下の部分にある腰の部分は白く、そのほかは黒色をしています
雑食性で、果実、昆虫、小鳥の卵、ヒナまどの肉を食べ、他の鳥が届かないような
場所であっても大きなクチバシでつまむ事が出来ます
餌を、クチバシの先でつまんだ後は頭を振り上げて口の中に落としこみ
長い舌を使って上手に食べます
今回は、以上となります
それでは、また次回!!