鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO11

鳥?世界の鳥?種類?特徴?NO11

今回も、日本ではなかなか見られない世界の鳥類についてレビューします

 

 

オウギバト

学名 Goura  victoria

分類 ハト科

全長約 75cm

オーストラリアから海を隔てて北にある、ニューギニア北部に分布します

頭部にあるフサフサとした扇形の冠羽が非常に美しい鳥で、求愛の際に

ディスプレイとして用いられるレース状の冠羽は、オウギバトを一目で見分ける事ができます

羽毛は全体的に青色で構成されており、翼の一部に薄い色の帯と黒っぽい色を

した部分が見られます

派手な羽の色ばかりが取り上げられがちですが、足の部分の表面が鱗模様になっている事も特徴のひとつです

熱帯雨林地帯の地上に住み、歩きながら地面に落ちている果実や

種子などを食べて生活しています

基本的には地上で生活しますが、敵から逃げる際や木の上に作られた巣に

戻る際には飛びます

巣は、植物の茎や木の枝を材料としており、形は大きく広がった皿型になっています

 

 

オウゴンヒワ

学名 Carduelis  tristis

分類 アトリ科

全長約 13cm

北アメリカ大陸のカナダ南部から、アメリカ合衆国のほぼ全域

メキシコ北部にまで見られる鳥で、北アメリカ大陸の非常に広い範囲に分布しています

繁殖期のオスの羽色が非常に鮮やかな黄色をした鳥で

繁殖期でもある夏には美しい黄色と黒で彩られたオスの羽も

冬には淡い褐色に変色していきます

また、冬になると大きな群れをつくり、群れで生活するようになります

餌となるのは、雑草の種子や植物の芽、草原に住む昆虫等の節足動物で

生息地域によっては、冬に渡り鳥のように南に移動するという特徴があります

巣は、樹皮や植物の茎、芽などの植物由来のものを材料とし

鳥の巣としてはオーソドックスな形である、カップ型の巣を木の又の部分などに作ります

 

 

オオグンカンドリ

学名 Fregata  minor

分類 グンカンドリ科

全長約 100cm

東南アジア、オーストラリア大陸北部沿岸、インド洋、太平洋

ブラジル南部沿岸などに分布しています

日本にも稀に迷い鳥として飛来しますが、基本的には日本では見られない鳥です

繁殖期にディスプレイとして使用される、大きく膨らむ赤いのど袋が非常に

印象的な海鳥で、沿岸や海上を飛びながら水面近くの魚を捕らえて食べたり

同じ海鳥である、カツオドリなどを襲って獲物を横取りする事もあります

尾羽はV時型になっており、細長くてかぎ状になっているクチバシは

獲物となる魚を捕らえるのに向いた形状だといえます

また、メスはオスのような赤いのど袋は持たず、喉から胸にかけての部分は白くなっています

陸上にいない時は、海上や沿岸で飛行し基本的には風上に向かって

翼を広げ風に乗って飛行します

巣は、木の上に小さな枝を材料にして作った簡素なものです

 

 

今回は、以上となります

それでは、また次回!!

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