鶏むね肉ピザ
材料2人分
鶏むね肉・・・1枚
市販のピザソース・・・大さじ3
ピザ用チーズ・・・100g
サラダ油・・・小さじ1
A(酒、はちみつ、水・・・各小さじ1)
お好みでパセリ・・・適量
作り方
1 鶏むね肉は包丁で全体の繊維を断ち切り、薄めのそぎ切りにし、
ポリ袋でAともみ込んでから15分ほど漬け込みます。
2 サラダ油を熱したフライパンに1の鶏むね肉を円状になるように
広げ並べたら、フタをして中火で肉に8割程度火が通るまで蒸し焼きに
します。
3 2にピザソースを塗り広げて、ピザ用チーズをまんべんなく乗せたら、
フタをして弱火でチーズがとろけるまで蒸し焼きにする。お好みでパセリを
ふります。
チーズの栄養素とは?
良質なタンパク質
チーズには良いタンパク質が含まれています。チーズの22~28%ほどを占める成分がこのタンパク質で、チーズは「白い肉」と言われるほどこのタンパク質が豊富です。タンパク質は身体を作るために重要な栄養素で、筋肉、臓器、髪の毛、爪などを作るために不可欠です。また、タンパク質には血管を強くする働きもあるので、脳出血などの予防としてもタンパク質は重要です。
タンパク質には免疫力をサポートする働きもあり、免疫力は外から体内に入ってくる細菌やウイルスなどを見つけて、退治する力のことです。タンパク質を摂取することで免疫力の効果が高まるので、病気になりにくい身体を作ります。
骨や歯をつくるカルシウム
チーズは牛乳を原料に作られています(ヤギの乳のチーズもある)。牛乳に含まれているカルシウムがチーズには多く含まれていることになります。チーズを100g作るには、牛乳1,000mlが必要です。チーズを10g食べると、牛乳を100ml飲むのと同じカルシウムが摂取できることになります。
カルシウムは骨や歯を作るために大切な栄養素です。カルシウムは骨の中に貯蔵されていて、身体のどこかでカルシウムが減っていると、骨から溶け出したカルシウムが足りないところまで送られます。そのため、常にカルシウムを意識して摂取しないと、骨に貯蔵されているカルシウムが不足してしまいます。
また、カルシウムは骨粗しょう症の予防に良いです。骨は毎日のように作っては壊されるを繰り返します。このバランスを保つことで、骨が健康でいられるのです。身体にカルシウムが不足してしまうと骨が作られる働きが弱まり、骨がスカスカになってしまいます。
この状態のことを骨粗しょう症と言います。特に女性は年齢をとると、女性ホルモンの分泌が減ってくるため、骨密度が減るため骨がもろくなるのです。最近は無理なダイエットでカルシウムが不足し、骨粗しょう症になる人もいます。チーズに含まれているカルシウムを摂取することで、骨粗しょう症の予防が期待できます。
皮膚や粘膜に重要なビタミンA
ビタミンAは、粘膜や皮膚の健康を保つために不可欠な栄養素です。粘膜は病原菌などが体内に侵入してくるのを防ぐ役割をしているため、粘膜を正常に維持することは大切です。ビタミンAはがん予防にも効果を発揮します。ビタミンAが持つ抗酸化作用は活性酸素を取り除き、老化や動脈硬化、ガンの予防に効果が期待できます。
脂肪燃焼効果があるビタミンB2
ビタミンB2はタンパク質の合成に補酵素として関わり、身体の成長を助ける役割をします。タンパク質は細胞や皮膚、髪などを作るのに重要な栄養素なので、その合成を助けるビタミンB2は身体を作るために大事な栄養素と言えます。また、私たちの身体は運動をする時などに糖をエネルギーに変換して消費します。糖や脂肪を身体に溜めないことがダイエットには重要なことです。ビタミンB2には糖や脂質の代謝を高める働きがあるので、ダイエットを助けます。
エネルギーになる脂質
脂質は少しの量でもたくさんのエネルギーを取ることができます。エネルギーとして使われる糖質は水に溶けてしまうのですが、脂質は水に溶けません。ですから、身体の中に貯めておくのにベストなのです。脂質は効率が良い高エネルギー源になります。また、脂質は体脂肪となって体温を保つ働きをします。脂質が身体に足りなくなると、エネルギーが足りなくなって血管や細胞が弱くなります。そして、脂質はビタミンAやビタミンEが身体に吸収しやすくなるようにサポートする働きもあります。
腸内環境を整える乳酸菌
乳酸菌には、腸内環境を整える効果があります。腸内環境が整うと、免疫力が高まります。腸内の環境が悪くなると、生活習慣病の原因になってしまうので注意がすることです。その分乳酸菌は悪玉菌が増えるのを防いで、免疫力を高めてくれます。