毎月28日はにわとりの日。鶏肉に含まれる栄養素とは?

毎月28日は「(2)に(8)わ」と語呂合わせから
鶏の日として日本養鶏協会等が1978(昭和53)年6月に
鶏肉・鶏卵の消費拡大を目的として制定されました。

有名なところでいうと、毎月28日の「にわとりの日」に、
ケンタッキー・フライド・チキンでは、
特別価格でフライドチキンを販売しています。

鶏肉は他の肉よりも価格が安いのにも関わらず、
とても栄養価の高い食材です。

 

良質なタンパク質を含み、脂質が少なく、メチオニン
ビタミンA、ナイアシン、コラーゲンなどを含んでいます。

■タンパク質

鶏肉には良質なタンパク質が多く含まれています。
タンパク質は体に必要な三大栄養素の一つで、
筋肉や皮膚、髪、爪、臓器など、
体のあらゆる組織をつくるのに欠かせない栄養素です。
タンパク質を構成するアミノ酸の中には、
体内で作られない必須アミノ酸があり、
多くの必須アミノ酸がバランスよく含まれており、
消化吸収率も優れています。

■脂質

鶏肉の中でも脂質をほとんど含まないのが鶏ささみです。
筋肉をつけたい人、胃や腸が弱い人、
ダイエットをしてる人におすすめです。

■メチオニン

鶏肉のタンパク質の中には、必須アミノ酸である
メチオニンが多く含まれています。
メチオニンには、肝臓の毒素を排出し、肝臓の機能を
向上させる働きがあります。
また、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ効果もあるので、
脂肪肝の予防にもつながります。
メチオニンは体内で合成ることができないため、
食品から摂取しなければなりません。
お酒をよく飲む方にはおすすめの成分なので、
積極的に鶏肉を摂りましょう。

■ビタミンA

ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあり、
乾燥肌など肌荒れの予防効果があります。
とくに、鶏むね肉や鶏ささみには豚肉や牛肉の
10倍以上のビタミンAが含まれています。
眼精疲労の軽減、骨の発育などの効果もあります。
また、ビタミンAは鶏レバーにも豊富に含まれています。

■ナイアシン

ナイアシンは皮膚や粘膜を保護する役割があり、
ニキビや肌トラブルに効果的です。
また、ナイアシンには体内でアルコールを分解する働きがあり、
二日酔いに効果的で疲労回復に役立ちます。
鶏むね肉に豊富に含まれています。

■コラーゲン

コラーゲンは肌の真皮をつくるのに重要な役割を持っていて、
コラーゲンを摂ることで肌にハリや潤いを与え、
若々しい肌へと導いてくれます。
さらに、骨粗鬆症の予防や目・髪・血管など
体全体の老化を防いでくれる成分があります。
鶏の手羽肉に豊富に含まれています。

 

鶏肉は栄養価が高く、体に良い効果がたくさんあるのですね。

毎月28日の「にわとりの日」は、スーパーや鶏肉を扱う
ファーストフード店などでは、割引になることも多いので、
チェックしてみるといいかもしれません。

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