木枯らしが吹く季節になると、鍋料理が恋しくなります。
材料を切って入れるだけという手軽さもあり、一時は「ひとり鍋」も随分流行りましたが
なんといっても、家族や親しい仲間でわいわいと囲む鍋は格別で、身も心も温かくなりますね。
鍋は、たっぷりの野菜・魚・肉・豆腐など、色々な食材を食べることができるので
栄養のバランスがとれている、とてもヘルシーな健康食です!
鶏肉を使ったあったか鍋料理のレシピを2つ、ご紹介します。
「もつ鍋」 ※数種類の鶏もつをミックスして味にコクと深みを出すのが隠し技!
<材料 4人分>
・鶏もつ(レバー、砂肝、ハツ、キンカン、などお好みで)・・・500g
・鶏皮・・・100g
・にんにく・・・2片
・赤唐辛子・・・2~3本
・キャベツ・・・4枚
・長ねぎ・・・1本
・木綿豆腐・・・1丁
・だし汁・・・4カップ
・おろししょうが・・・大さじ1
(A)
・味噌・・・120g
・砂糖・・・大さじ3
・酒・・・1/2カップ
<作り方>
①鶏もつはそれぞれきれいに洗い一口大に切り、
鶏皮は脂を取り除き一口大に切ってサッと茹でておきます。
②にんにくは薄切りにし、赤唐辛子は種をとって輪切りに。キャベツはざく切りにし、
長ねぎは3㎝幅の4つ割りに。木綿豆腐は12等分に切ります。
③(A)を混ぜ合わせてだし汁でのばし、鍋に入れて煮立てます。
にんにくと赤唐辛子はお好みの量を入れ、もつと鶏皮を加えて5分ほど煮ます。
④②の野菜と豆腐を加えて煮ながら、汁とともにおろししょうがをのせていただきます。
※レバーは臭みをとるため10分ほど水につけて血ぬきしましょう。
鶏皮を入れるのはコクを出すためです。
「手羽先のみぞれ鍋」 ※香ばしく焼いた手羽先と大根おろしのさっぱり感が絶妙の美味しさ!
<材料 4人分>
・手羽先・・・8~12本
(A)
・しょうゆ・・・大さじ3
・酒・・・大さじ3
・しょうがの薄切り・・・少々
・れんこん・・・ひと節
・青ねぎ・・・6本
・エリンギ、えのきだけ・・・各100g
・大根おろし・・・2カップ
・だし汁・・・4カップ
(B)
・しょうゆ、みりん・・・各大さじ1
・塩・・・小さじ1
・かんずり(あれば)・・・適宜(新潟県妙高市の伝統的な辛味調味料)
<作り方>
①手羽先は先のとがった部分を切り落として内側に切り込みを入れ、
(A)に約1時間漬け置いたらフライパンで焼きます。
②れんこんは薄くスライスして水にさらし、青ねぎは3㎝幅に切り、
キノコ類は石づきを取って食べやすく割いておきます。
③大根おろしをザルに乗せ軽く水けを切ります。
④鍋にだし汁①を入れて煮立てアクを取りながら10分ほど煮ます。
(B)を加えて味を調え、れんこんとキノコ類を入れ煮えたら青ねぎを散らし、
大根おろしをのせ、汁ごとかんずりを加えていただきます。