鶏肉のおいしい条件はなに?
うま味成分を筆頭に歯ごたえ、香りが三大条件と言われています。
鶏肉のおいしさの一番の決めてとなるのはうま味成分です。
このうま味成分を生成するには、ある程度長い期間飼育する必要があります。
環境、飼料、健康状態などすべてを管理して飼育されることで、
グルタミン酸、イノシン酸などのうま味成分が増えます。
アミノ酸がバランスよく豊富に含まれるほど、肉の味に『コク』が加わり、おいしい肉質が形成されます。
また飼育期間中に適度な運動をさせること筋肉が発達し、歯ごたえのある独特の食感が生まれます。
これに香りも複雑に絡み合って『おいしさ』となります。
●鶏肉をもっとおいしくするハーブ&スパイス
煮込み ローリエ、しょうが、シナモン
焼く・炒める バジル、マスタード、タラゴン
揚げる パプリカ、タイム
仕上げ チリペッパー、わさび
調理別に合うハーブやスパイスを取り入れることで、ワンランク上のおいしさを食してみましょう。
究極においしいから揚げレシピ
鶏料理といったらから揚げと思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
子供から大人まで人気のあるメニューの一つです。
レシピをご紹介します。から揚げを極めてみませんか?
【材料】
鶏もも肉・・・2枚(500g)
(A)
塩・・・小さじ1弱
こしょう・・・少々
しょうゆ・・・大さじ1
おろししょうが・・・1片分
長ねぎ(青い部分)・・・1本分
ごま油・・・小さじ1
溶き卵・・・1/2個分
片栗粉・・・大さじ7
揚げ油・・・200㎖
(付け合わせ)
レモン(くし形切り)・・・1/4個分
【作り方】
①鶏もも肉の筋を切ります。
肉が縮むのを防ぐために、できたら包丁でしごいて筋を取り除くと食感がよくなります。
手間な場合は、包丁でたたくようにして筋切りしてもOKです。
②1枚を少し大きめに6等分に切り分けます。
③ボウルに鶏肉と(A)を入れ、やさしくもみ込みます。
調味料と一緒に生姜、ネギの青い部分も加えてもみ込むと臭みが消え、肉質がやわらかくなります。
④長ネギを取り出し、揚げる直前に片栗粉をつけ2つ折りにして、170℃の油で揚げていく。
片栗粉はしっかり密着させましょう。2分~3分置くことで肉になじませることができます。
⑤泡が小さくなったら、肉を取り出し、あとは余熱で火を通します。
1度取り出して水蒸気を飛ばして再び揚げると、火の通りが早まりジューシーな仕上がりになります。
⑥最後に、お皿に盛り付けレモンを添えて出来上がりです。