鶏むね肉って、たべごたえがあるのにヘルシー!
どんな味付けにも合って、切り方や調理法しだいで味わいも変幻自在。
むね肉は、鶏肉の中でもとりわけ脂身が少なく淡白な味わいが特徴です。
味にクセがなく、こってり味からさっぱり味までどんなメニューにも対応可能な優秀食材。
そんな便利な素材の鶏むね肉の基本を押さえておきましょう。
➀旬っていつ?
一年中、いつでも。
⓶購入するときのポイントは?
身が締まって張りがあり、透明感があってきれいなピンク色をしているものが鮮度のよい証拠です。
ドリップ(肉汁)がトレーに出ているものは、安くても避けましょう。
⓷栄養と効果は?
高たんぱく低脂肪で、ヘルシーな肉の代表格です。そのたんぱく質は良質で
血液、筋肉、骨の合成に欠かせない必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。
また、疲労回復に効果的な成分「イミダゾールペプチド」を多く含むことでも注目されています。
⓸保存方法は?
使いきれずに残った場合はラップでぴっちりと包み、密閉できる保存袋などに入れて
冷蔵庫で保存しますが、なるべく早めに食べきりましょう。
⓹相性の良い調理法は?
脂身が少なく味にクセもないため、炒め物・煮物・揚げ物など、どんな料理にも合います。
また、冷めても脂肪分が固まらないためお弁当にも抜群!
⓺知っておいたい下ごしらえとは?
<そぎ切り>皮目を下にして置き、肉の厚みが均一になるように包丁を寝かせてそぐように切ります。
<観音開き>皮目を下にして縦に置き、中央に1本、厚みの半分くらいまで切り込みを入れます。
そこに包丁を寝かせて、外に向かって少しずつ切り込みを入れ開きます。
鶏肉の向きを逆にして、反対側も同様に切り込みを入れ開きます。
肉で具をはさんだり、くるくると巻いて調理するときなどに行います。
ヘルシーでリーズナブルだけど、もも肉に比べると脂身が少ないぶんどうしてもパサパサになりやすく
なにかと不人気な鶏むね肉、そこで柔らかくする方法をいくつかご紹介します。
・塩麹に一晩漬けておく。
・鶏胸肉1枚あたり小さじ1〜1.5の重曹に半日から1日漬け込む。
・キウイをすりおろして少しの間つけておくと酵素パワーで柔らかく!
・おろしタマネギに、一晩漬けておく。
・ハチミツに漬ける。
etc・・・