砂肝とは?どこの部位?栄養素は?お酒との相性は?

砂肝とは?どこの部位?栄養素は?お酒との相性は?

鶏の胃袋の一つで、サックリ食感が人気、砂肝です。
今回は砂肝についてご紹介します。

砂肝とは?どこの部位?

鶏に二つある胃袋・腺胃と筋胃のうち、筋胃のことです。
砂嚢とも言います。
歯がない鳥類が歯の代わりに食べたものをすりつぶす働きをする器官です。
筋肉が発達しており、肉厚なのが特徴です。
たんぱく質や脂肪は少ないが、新陳代謝を促す亜鉛を多く含みます。
味はやや淡泊で甘めです。
独特のクセがありますが、焼き上がった際は香ばしくなるのが食べやすいです。

厳密には、鶏が食べた餌によって食感が変わるが、総じてサックリと噛み切れます。
その歯触りが面白く、しかも噛んでいくとコリコリした食感も楽しめます。
この独特の歯ごたえが好まれて、箸休め代わりに注文されたり最後の諦めに食べられたりしています。
新鮮なものは濃いえんじ色です。
店頭のケースに生の焼き鳥が並ぶ店では必ずチェックしてみましょう。

砂肝の栄養素は?

砂肝に含まれる栄養素と効能は、次の通りです。
ビタミンB 2は、水溶性ビタミンと言われる水に溶けやすいビタミンの総称で、主に皮膚などの健康を
維持する役目を担っています。
ビタミンB12は水溶性のビタミンに分類されますが、細胞の分裂や分化に大切な役割を担っているため、
たんぱく質の合成やエネルギー代謝などにも影響しています。

鉄分は、赤血球を作るのに大切な要素で、活性酸素という体内に増えると正常な細胞の邪魔をしたり老化を
促す成分を、除去するために必要な要素を含んでいて、また免疫機能を正常に保つなどの効果があります。

亜鉛は、体のあるゆる場所で機能しているミネラルで、酵素を活性化させたり細胞分裂や新陳代謝を促したり
の他に、アルコールを分解したり、血糖値を下げる効果があります。

アルギニンは肥満の抑制やメタボリックシンドロームの対策に効果があると知られていて、肥満が原因の生活習慣病などの改善にも期待されている成分です。血管の老化防止にも効果があると分かっており、成長ホルモンの活性化や疲労回復などにも作用するとされています。

 

お酒との相性は?

塩でさっぱりといきたいなら、旨みのある白ワインか日本酒の山廃を合わせましょう。
濃い目の味は日本酒の純米酒などで合わせると良いでしょう。

お薦めの食べ方は?

淡白な風味を生かしてあっさりと食べられる塩が一番です。濃い味付けが好みの人はごま油塩かタレ
にしてみましょう。

 

 

 

 

 

 

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