背肝とは?取り方は?背肝レシピを紹介!!
背肝とは?
鶏のじん臓。鶏ガラの背中側に付いているので「背肝」と呼ばれる。一羽から二個(約5~8g程度)
しかとれない希少な部位の為、一般的に出回ることが少ないからかその存在も知られていないことが
多い部位でもあります。
1羽でもほとんど取れないこともあります。
味は、肝と名が付くように、レバー系に近くよりあっさりしています。
知名度こそ低いものの、鉄分の含有量に関しては実は肝よりも豊富で生臭さも少なく、なにより
その食感はなんとも不思議なふわふわプリプリ!甘みのある脂がクセになる味で、まさに珍味中の
珍味といわれています。
背肝の取り方は?
骨にピッタリと付いている柔らかい臓器で、骨から剥がすようにして取り出さなければならないので
少々面倒なのです。
「肺」の色は少々赤みがかっていますので、おそらく「肝臓」の様な色をした部分が
「背肝ん(腎臓)」のことではないかといわれています。
ちなみに鶏の「肺」は別名「ドリ」と言って、昔から「トリは食べてもドリ食うな」言い伝えられ
決して食べることはないとされています。
「毒があるから」と言う人もいますが、実際に毒があるわけではなく、煮ても焼いてもどう調理しても
美味しくないと言うのが本当らしいです。
背肝レシピを紹介します
No1
背肝のガーリックバター焼
<材料>
背肝 : 300g
にんにくチューブ : 40g
バター : 20g
塩コショウ : 適量
パセリ(乾燥) :少々
<作り方>
1. 背肝が入ったボールに、チューブのすりおろしにんにくを入れしっかり混ぜ込み
30分以上置きます。
2. バターを敷いたフライパンに1を入れ、塩コショウで調味しながら若干焦げ色が
付くくらいまで、中~強火でしっかり炒めます。
3. 乾燥パセリを上からふりかけ完成です。
No2
背肝と長芋のにんにくのしょうゆ炒め
<材料>
背肝 : 200g
長芋 : 5cm
にんにく : 2片
オリーブオイル :大さじ2
しょうゆ : 小さじ2
塩 : 少々
ブラックペッパー : 少々
<作り方>
1. 背肝は塩水で洗っておき、長いもは3センチくらいの細切りにしておきます。
2. みじん切りにしたにんにくとオリーブオイルをフライパンに入れゆっくり火を
入れます。
3. にんにくがきつね色になってきたら、1を入れ炒め、途中醤油を入れさらに炒め
火が通ったら塩とブラックペッパーで味を調え完成です。