鶏日本昔話?伝来歴史?中世?近世?

鶏日本昔話?伝来歴史?中世?近世?

こんにちは、今日は日本における鶏の歴史を覗いてみようと思います

ニワトリの歴史

日本列島に伝来した時期は良く分かっていませんが、愛知県にある井川津貝塚からは縄文時代のニワトリが出土されたんですが、これは後の時代のものが混入したと思われています。

ニワトリは弥生時代に中国大陸から伝来したとさせる諸説があります。

弥生期の出土事例としては、1992年(H4年)に愛知県名古屋西区の朝日遺跡からニワトリの中足骨が出土しています。

以後、ニワトリなどの骨が九州・本州で相次いで出土しています。

 

鶏日本昔話

歴史の中で、肉食禁止令が出された時代がありました。

天武4年4月17日(675年5月19日)の肉食禁止令です。

牛・馬・犬・日本猿・鶏を食する事が禁じられた、天武天皇(文化政策)がおこなわれました。

肉食禁止令は後の、聖武天皇の代にも出され、で肉のみならず卵まで食べてはならないとゆう事があったそうです。

肉食禁止令が出された事由としては、古来、時を告げる鶏として神聖視されていた事が根強い説です。

また、ニワトリは日本書紀が成立した奈良時代には闘鶏が行われていたと思われる。

ニワトリの名前の由来は諸説ありますが、古事記にみられる家庭の庭で飼うニワトリを「庭つ鳥(ニハツトリ)」といい、次第に「ツ」が落ちて「ニワトリ」になったと考えられています。

 

中世・近世のニワトリ

戦国時代にポルトガル人が西日本に来航し、カステラやボーロなど鶏卵を使った南蛮菓子をもたらしたそうです。

江戸時代には、無精卵が孵化しない事が知られるようになり、鶏卵を食べても殺生にはならないとされ、ようやく食用とされるようになりニワトリが飼われる様になりました。

寛永20年(1643年)の料理書「料理物語」では、鶏卵を用いた各種の料理や菓子が記されています。

また、江戸初期には海外交易が盛んになり、朱印船によって軍鶏、チャボ、鵜骨鶏が日本にもたらされたそうです。

考古学においては、江戸期の遺跡からはチャボ程度のものから、大型の軍鶏まで多様なニワトリの骨が出土している。

これらは、食肉用だけではなく観賞用・闘鶏用など途別の品種が存在していたと思われています。

 

なるほど、こうゆう歴史があったんですね

なかなか興味深いと思いませんか?

それでは、また次回!!

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