肉用ニワトリの種類は?卵用ニワトリとは?卵の色が違うのはなぜ?

肉用ニワトリの種類は?卵用ニワトリとは?卵の色が違うのはなぜ?

肉用ニワトリとは?種類は?

肉用ニワトリとして利用されている種類は、各地域で開発している地鶏とブロイラーがあります。

日本各地で町奥しに開発している品種は、その地域の地鶏となっています。
地鶏の肉質は歯応え、国をよくするために、在来種を中心に飼育期間をある程度長くして
肉用種としたものが多です。

このニワトリとの交配には多くは名古屋コーチンが使われています。
味のよい高級地鶏には、九州南部の薩摩鶏、秋田の比内鶏があるが、いずれも天然記念物と
なっているので食べられず、資源保護の対象となっています。

日本各地の代表的な地鶏には、徳地地鶏(山口県)、龍神地鶏(和歌山県)、岩手地鶏(盛岡市)、
会津地鶏(福島県)、芝地鶏(富山県)、猩々地鶏(三重県、天然記念物)、佐渡髭地鶏(新潟県)、
対馬髭地鶏(長崎県)、トカラ地鶏(鹿児島県)、高隆寺地鶏(高知県)などがあります。

名古屋コーチンは、岐阜地鶏のオスとバフ・コーチンのメスとの交配種です。
コーチン類には出雲コーチン(出雲)、讃岐コーチン(香川)、
土佐久斤(高知県、久斤とはコーチンの意味)、熊本コーチン(熊本)などがあます。
その他、三河(愛知県)などもあります。

ブロイラーは、アメリカで食用に肥育したニワトリです。
白色コーニッシュに白色ロックをかけ合わせた二次雑種で、生後3ヶ月で
マーケットサイズにして出荷されます。
ケージの中で、飼育しているので水っぽくやわらかい肉質が特徴です。

卵用ニワトリとは?卵の色に違いがあるのはどうして?

世界中で飼育されている卵用鶏は、地中海湾岸種とその系統が主流となっています。

明治時代にいろいろな卵用鶏の品種が輸入されましたが、定着したのは白色レグホーンだけでした。
その後、有色卵(赤卵)のイサブラウンやポリブラウンが広まり、
歴史的にはレグホーン、ミノルカ、アンダルシアンなどの品種が利用されたこともありますが、
現在では、経済価値を付加した卵を多産する系統が使われています。

殻の色の純白色の卵は、白色レグホーンの系統間交配、殻の色の桜色の淡褐色卵は、白色レグホーンと
ロードアイランドレッドや黄斑プリマスロックなどの品種間交配です。
赤玉と呼ばれる殻の褐色の卵は、ロードアイランドレッドやプリマスロックを基にした系統です。

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