鶏のむね肉に含まれる成分がうつ病治療に効果的!?
昨今ではよく聞かれる「うつ病」
「うつ病は心の風邪」とも例えられるように、誰でもうつ病を患う可能性はありますし、現代社会で生きてくことの難しを感じている方も多いのではないでしょうか。
3年おきに厚生労働省が全国の医療施設に対し行っている「患者調査」によると、平成26年度のうつ病患者数は73万人に上ると報告されています。
うつ病患者数の増加は日本だけでなく、
WHO(世界保健機関)は世界のうつ病患者数は3億人を上り、80万人がうつ病が原因で自殺をしていると発表していますし、2017年においてWHO(世界保健機関)は「※世界保健デー」のテーマを「うつ病」としました。
このように「うつ病」は「心の風邪」で済まない程に深刻化しているといえますね。
病院でお薬を頂いて、ゆっくり静養することがうつ病治療のイメージがありますが、プラス「食生活の改善」も必要かもしれません。
うつ病患者さんの食生活を見てみると、普段から栄養が摂れていない人も多いものでしっかりと栄養を摂取しなければ脳が必要とするホルモンや様々な分泌物を作りだすことができず、体にも心にも悪影響があるというわけです。
今日はうつ病に効果的な食材として「鶏のむね肉」を紹介します。
鶏のむね肉に含まれる「イミダペプチド」とい成分がうつ病に効果的なんです。
「イミダペプチド」は「抗疲労成分」と呼ばれ、
・筋肉を疲れにくくしてくれる
・疲労の回復を早める
・抗ストレス効果
など、うつ病の身体症状として現れる倦怠感や疲労感を緩和するだけでなく抗ストレス効果により「心」にも理想的な成分と言えますね。
渡り鳥は1年で3万kmも移動すると言われていますが、羽を動かす筋肉のむね肉に、イミダペプチドを多く含んでいるため、長時間飛び続けることができるそうです。
イミダペプチドは摂取後からどんどん効果を発揮し、どんどん消費されていきます。できるだけ毎日むね肉を普段の食生活に取り入れて、体も心も健やかな日々を過ごしていきましょう!
むね肉の1日の必要量は?
むね肉50gで1日に必要とされるイミダペプチド200mgが摂取できます。
健康に問題がない人であれば、うつ病改善のため100gほどを目安に食べてもかまいません。
イミダペプチドは熱に強いため、焼いたり、蒸したりとお好きに調理できますし、水溶性のため、蒸したり、茹でて調理した場合、スープも一緒に飲まれると効率的にイミダペプチドを摂取できます。
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※世界保健デーはWHO(世界保健機関)が設立された1948 年(昭和 23 年) 4 月 7 日を記念して設けられたものです。「世界保健デー」には、毎年、 WHO によって国際保健医療に関するテーマが選ばれます。
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