チキン南蛮って宮崎県民のソウルフードなの?本場の作り方は? 

チキン南蛮(なんばん)は、宮崎県発祥の鶏肉料理のひとつで、
衣をつけた鶏肉を揚げ、あつあつのところで甘酢(あまず)のタレにからめてその上から
タルタルソースをたっぷりかけた揚げ物料理です。

元々はムネ肉を使用するのが一般的でしたが、最近は脂肪分が多くボリューム感もある
モモ肉を使うお店や家庭が多いようです。
宮崎ではカフェや居酒屋の定番メニューとなっているほか、
各家庭でも作るなど宮崎のご当地料理・家庭料理として広まっています。

◆甘酢って?◆
甘酢は合わせ調味料の一種で、砂糖にしょうゆおよび酢などを混合したもので、
三杯酢よりは甘めです。

◆タルタルソースって?◆
マヨネーズに、ゆで卵・きゅうり・たまねぎなどをみじん切りにしたものに
調味料を混ぜ込んだ、白い濃厚なソースのことです。

そこで、チキン南蛮発祥の地である宮崎県延岡市の「おぐら旭ヶ丘店」さんのレシピをご紹介します。
レシピ通りに作れば宮崎まで行かなくても、本場のチキン南蛮を自宅で食べれちゃいますよ!

<材料 分量:4人前>

鶏の胸肉・・・600g  [甘酢]             [タルタルソース]
卵・・・3個       濃口しょうゆ・・・200cc    マヨネーズ・・・200g
塩・・・適量        薄口しょうゆ・・・200cc     砂糖・・・20g
こしょう・・・適量    みりん・・・100cc        トマトケチャップ・・・15g
揚げ油・・・適量      酢・・・400cc         ゆで卵・・・1個
砂糖・・・400g          きゅうり・・・100g
塩・・・3g            たまねぎ・・・100g
七味・・・8g

<下準備>
鶏肉に塩・こしょうをふり下味をつけます。

[甘酢]を作ります。
砂糖の入った手鍋に、酢以外の材料を全部入れて火にかけます。
※ここで火にかけるのは、砂糖を素早く溶かすためです。
砂糖が溶けたら少し粗熱を取り、酢を混ぜ合わせます。
※酢を一緒に入れて火にかけてしまうと、酢の酸味が飛んでしまうため必ず酢は最後に入れましょう。

[タルタルソース]を作ります。
ゆで卵・きゅうり・玉ねぎはみじん切りし、きゅうりと玉ねぎは塩もみしてから水洗いし絞っておきます。
マヨネーズ・砂糖・ケチャップを入れ混ぜ合わせたボールにゆで卵・きゅうり・玉ねぎを入れよく混ぜ合わせます。

<作り方>
①鶏肉に小麦粉をまぶします。
②全卵の溶き卵に①を通します。
③溶き卵をつけたまま、油に入れますがこの時に、溶き卵のかすはすくい上げておきましょう。揚げ油は170℃です。
④5~7分で揚がります。
⑤揚がったら30秒程甘酢に漬け込みます。
⑥汁気を切り、鶏肉を食べやすい大きさに切ったら器に盛り付けます。
⑦タルタルソースをかけたら完成です。

<作り方のコツ>
溶き卵をつけて揚げる際に揚げ過ぎないこと、ふんわり感を無くしてしまいます。
使用する鶏肉は胸肉、 モモ肉、お好みのほうを使ってください。
宮崎産のブランド鶏肉でも、ぜひお試しください。

( おぐら旭ヶ丘店 店長 林田さん談)

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