地鶏種類は?産地は?日本?NO2
こんにちは、今日も日本の地鶏のレビューをしていこうと思います
会津地鶏(あいづじどり)
言い伝えでは、平家の落人が愛玩用に持ち込んだものが広がったとされています
この事から、会津地鶏は、400年前からすでに生息していた
絶滅寸前の、会津地鶏が昭和62年に発見され、福島県養鶏試験場で原種を増殖させました
鹿児島大学での血液検査の結果、現存する鶏とは完全な別種である事が判明
会津地方のみで生息しています
味は、鶏特有の臭みが少なく、適度な歯ごたえとコクと旨みに優れています
鶏種 雄 大型会津地鶏(雄純系会津地鶏×雌ホワイトロック)
雌 ロードアイランドレッド
月間生産量 4,000羽
奥久慈しゃも
軍鶏だったしゃもは、気性が荒く、群れで飼うのは困難な鶏ですが、茨城県養鶏試験場で、闘争心を押さえ、繁殖力を高めるように品種改良されました
寒暖の差が大きい奥久慈大子、厳しい自然の中でののびと飼われ、穀物や青菜などを与え、じっくりと育てているそうです
肉質は、低脂肪で歯ごたえがあり、煮てよし焼いてよしの鶏です
栃木しゃも
栃木県畜産試験場が開発したブランド鶏
肉質がよく、フランス料理の食材としても知られているプレノアールと肉と定評のある、しゃもの血を引いている
自然養鶏のような放し飼いが可能なので、脂肪分が少なく歯ごたえがあり、風味、コクともに優れている
鶏種 雄 しゃも
雌 プレノアール種(雄)×ロードアイランド種(雌)
月間生産量 800羽
タマシャモ
埼玉県坂戸市・深谷市を中心に生産されている鶏
埼玉県唯一の銘柄鶏
1984年に、埼玉養鶏試験場で開発された
「大和しゃも」の雄と、「ニューハンプシャー」種の雌を交配して得た雌に「大軍鶏」を交配し「タマシャモ原種」を作った
この原種に、ロードアイランドレッド種を交配して得た雌に、さらにタマシャモを交配して作り出された
1991年から地域農家に雛の提供を始め、180日以上飼育され出荷される
味は、歯ごたえがあり、コクを出す保水性がありジューシーな肉質
甲州地鶏
山梨県笛吹市・甲府市で飼育されている地鶏
自然の中で約120日間、手入れの良い環境で飼育されています
肉質が締まり、歯ごたえのある旨みを持った鶏肉で、山梨県の農産物等認証制度の認定を受けている
まんが「美味しんぼ」にも登場しています
鶏種 雄 シャモ
雌 白ロック
月間生産量 2,200羽
信州黄金シャモ
長野県で飼育されている、信州ブランド
肉質と食味に定評があるシャモと、コクに恵まれた名古屋種の掛け合わせ
信州の自然豊かな農場で、約120日間かけて飼育されている
味は、歯ごたえ、旨み、風味があるうえに脂肪分が低い高級食材
鶏種 雄 シャモ
雌 名古屋種
月間生産量 3,000羽
奥美濃古地鶏
岐阜県、日本原産鶏の一種である郡上地鶏
この鶏は、愛好家のみが飼育されているだけだった
1988年、岐阜県特産の「おいしい卵と鶏肉つくり」をテーマに、岐阜県養鶏試験場で、研究が始まった
1992年、全国農業協同組合が「奥美濃古地鶏」の商標権を取得
2001年、特定JASに認定された
2009年、「奥美濃古地鶏」の商標権の対象を拡大した(鶏肉のソーセージやハム等)
飼育法は、抗生物質等を一切仕様しない方法で飼育されています
肉質は、赤みを帯び、歯ごたえの良い特徴があります
鶏種 雄 岐阜地鶏改良種
雌 ロードアイランドレッド交配種(雄 ホワイトプリマスロック×ロードアイランドレッド)
月間生産量 16,500羽
今回は、以上になります
それでは、また次回!!