地鶏種類は?産地?日本?NO5
こんにちは、今回も各地の地鶏についてレビューします
讃岐コーチン
香川県仲多度郡の地鶏
平成5年に畜産試験場で誕生した地鶏
性格が温厚で、飼育しやすい大型鶏です、赤褐色の毛色と脚毛が特徴
肉質は、適度な歯ごたえとコクに優れ、ビタミンB1、リノール酸が多く含まれている
鶏種 雄 讃岐コーチン
雌 ホワイトロック
月間生産数 7,000羽
伊予路しゃも
愛媛県伊予郡の地鶏
肉質が、極めて細かく口の中でほどけていく、さらにコク・旨みに優れる
また、脂分が少なくとてもヘルシー
鶏種 雄 しゃも
雌 ロードアイランドレッド(雄)×名古屋種(雌)
月間生産数 1,000羽
土佐はちきん地鶏
高知県土佐郡の地鶏
高知県の日本鶏は8品種あるが、その中で最も優れた土佐九斤を元に作られた
肉質は、歯ごたえがあり脂質が少なくヘルシー
また、料理の素材として優れ、冷凍してもドリップが少なく、アミノ酸などの旨み成分が失われにくい特徴をもっている
鶏種 雄 土佐九斤(雄)×大シャモ(雌)
雌 白色プリマスロック
月間生産数 6,000羽
はかた地鶏
福岡県久留米市の地鶏
はかた地鶏は、郷土料理の筑前煮や水炊きをもっと美味しくしようという発想が原点である
肉質は、地鶏ならではの噛み応え、噛むほどに増す旨みやきめ細やかなサクッとした歯切れのよさが楽しめる
水炊き、煮物、燻製などにさいてきな食材として定着している
鶏種 雄 しゃも×黄斑プリマスロック
雌 白色プリマスロック
月間生産数 29,000羽
つしま地鶏
長崎県雲仙市の地鶏
赤みを帯びた肉質は適度な歯ごたえがあり、まろやかな舌触りとコクがあります
一般的な地鶏と違い、柔らかな肉質の為、子供から年配の方まで幅広く食されています
炭火焼はもちろん、から揚げ、焼き鳥など多彩にわたって楽しめる食材です
鶏種 雄 レッドコーニッシュ
雌 対馬地鶏
月間生産数 500羽
天草大王
熊本県でのみ飼育されている地鶏
天草大王は、明治中期に天草地方で作られていたが昭和に入って絶滅した
その後、文献を基に復元された「原種天草大王」を利用して、2000年に開発された大型鶏、2004年に地鶏と認定された
天草大王の特徴は、鶏冠は単冠、耳朶は鮮赤色、体型はランシャン種に似ており、脚が長く胴が詰まっている
肉質は、鶏油が濃厚でジューシー、噛むほどに出てくる旨みと肉汁は絶品
料理の幅も広く、高級食材として活用されています
鶏種 雄 ランシャン種×大シャモ×熊本コーチン
雌 九州ロード
年間生産数 9,000羽
熊本コーチン
熊本県山鹿市の地鶏
肉質は、脂肪が少なく、赤みをおびて弾力性がある
鶏種 雄 熊本コーチン
雌 九州ロード
月間生産数 250羽
豊のしゃも
大分県の地鶏
大分県農林水産研究指導センターで開発された地鶏
肉質は、脂肪が少なく、締まりがあり味にシャモ独特のコク・旨みがある上質な鶏
鶏種 雄 シャモ
雌 ロードアイランドレッド×ホワイトプリマスロック×九州ロード
さつま地鶏
鹿児島県の地鶏
さつま地鶏は、県畜産試験場で平成2年から天然記念物の薩摩地鶏とロードアイランドレッドの交雑鶏を12世代にわたり交配して生まれた地鶏です
肉質は、赤味が強く、旨み成分を多く含み、甘みが感じられる地鶏です
鶏種 雄 さつま地鶏(薩摩鶏×ロードアイランドレッド)
雌 さつま地鶏(薩摩鶏×ロードアイランドレッド)
月間生産数 3,200羽
宮崎地頭鶏(みやざきじとっこ)
宮崎県の地鶏
鶏肉特有の臭いが少なく、柔らかい中にも歯ごたえがあり食味性に優れている
「安全・安心・愛護」を掲げ、飼育管理マニュアルに基づき飼育されている地鶏
鶏種 雄 地頭鶏×劣性ホワイトプリマスロックのF1
雌 九州ロード(ロード×劣性ホワイトプリマスロック)
月間生産数 3,2000羽