ひねどりとは?味や食感は?ひねどりレシピを紹介
ひねどりとは?
ほぼ廃鶏に近い生後500日ほどの種鶏のもも肉をいいます。
一般によく食べられている若鶏は生後60日前後が普通なので、その8倍以上の長生き
した鶏というこです。
ところで、「ひね鳥」とは?って方に少し説明をすると、ひね鳥の「ひね」とは
「古い」を意味し、つまり出産を終えたおばあちゃん鳥のことを指します。
なので身に噛み応えがあり、噛めば噛むほど旨味が出てくるのです。
というのも、卵を産まなくなったので、その栄養素がすべて身に行き渡っている
からなのです。
味や食感は?
肉質はあごがくたびれるほどで、3本食べたら消化不良が心配になるほど硬く
(大げさでなく)見た目からは思いもつかないほど固いのです。
といっても噛み切れないほどではなく、噛むうちに鶏本来の味が出てきて
塩味としっくりからまり合うこの奥深さこそが、昔ながらの鶏肉の持ち味と
いわれています。
話の種に一度たべてみるのもいいかもしれません。
ちなみに皮は、ゴムみたいでとても食べられないそうですよ。
ひねどりレシピを紹介します
No1
ひねどりのかしわ飯
<材料>
ひねどり : 170g
ごぼう : 130g
にんじん : 40g
こんにゃく : 1/3枚
干ししいたけ :3枚
ごはん :3合
<調味料材料>
しょうゆ : 大さじ2
白だし : 大さじ3
酒 : 大さじ3
みりん : 大さじ3
砂糖 : 小さじ1/2
塩 : ひとつまみ
こんぶ : 5cm
<作り方>
1. 肉は細かく切って酒と白だしまぶします。
2. ごぼうはささがきにし少量の酢を加えた水にさらしアクを取って
水分切っておき、にんじんは繊維に沿って小さめに短冊切りにします。
3. こんにゃくは塩で揉んで洗い一度ゆで、小さく切り干ししいたけは戻し
柔らかめに絞り切ります。
4. フライパンは、油は敷かずこんにゃくと肉を入れ中火で肉にしっかり火が
入るまで炒め、砂糖とみりんを加えて軽く煮詰めます。
5. 残りの調味料を加え、すぐさま残りの具材を入れ汁気が全部絡むまで炒めます。
6. 米をといで水を張り、昆布をいれ具も投入し、塩を入れ30分程置いてから
炊いていきます。
7. 炊き上がったら5分程蒸らし完成です。
No2
ひねどりポン酢
<材料>
ひねどり : 2枚
塩こしょう: 少々
青ねぎ小口切り : 1/2カップ
すりごま : 小さじ2
ポン酢 : 1/4カップ
ガーリックチップ :大さじ1
すりしょうが :小さじ2
<作り方>
1. ひねどりは繊維を切る様に5ミリほど身に切れ目を入れていき薄めに
スライスします。
2. フライパンにオイルを少しひき肉を並べ、下面が焼けたらひっくり返し
両面焼けたら塩こしょうし取り出します。
3. お皿に盛りつけねぎ・すりごまをかけて、あとはお好みでにんにく
チップを散らしポン酢・すりしょうがなどをつけて完成です。