焼き鳥のぼんじりとは?味や食感、栄養は?

焼き鳥のメニューで人気のぼんじりは、鶏の尻尾に当たる部分です。

尾骨の周りの肉で、ほんのわずかしか取れない部位です。ぼんじりの三角部分の突起は筋肉が発達していて、味は格別です。

三角の形状から「さんかく」という呼び方や鶏の尻尾であることから「テール」などと呼ばれています。他にも「ぼちぼち」、「ごんぼ」など様々な呼び名があります。

雄の尻尾は「ぼんじり」、雌は「みさき」とも呼ばれ区別する場合もあります。

雌は卵を産むため、おしりの筋肉が雄よりも発達しているため、コリコリとした食感で噛みごたえがあります。また、ぼんじりは鶏の部位の中でも最も脂がのっていて、鶏のトロと言えるほど、ジューシーでとろけるような口当たりです。

また、ぼんじりには、ビタミンKが多く含まれています。

ビタミンKは血液凝固やカルシウム代謝を補助し、骨を強くする働きがあります。また、コラーゲンによる美肌効果も期待できるといわれています。

脂ののったぼんじりはレモンとの相性がとても良く、焼き鳥のぼんじりにかけるのはもちろん、輪切りのレモンがたくさん入った「ぼんじりレモン鍋」という料理もあるそうです。

レモンに含まれるビタミンCはコラーゲンを安定させるために重要な栄養素です。ぼんじりとレモンの組み合わせは、ぼんじりの味を引き立てるだけでなく、ぼんじりに含まれるコラーゲンの効果を高めるのにも有効といえるでしょう。

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